その道に未来はあるのか
またもや《世界的三文芝居》に阻まれた。
仕方がない、納得いかなくても、自分には今、背負う現実世界がある。たとえそれが、不整合でも、だ。
フォロワーが24万人に達し、その“漂白“を目的に開催が決まったライブ、24曼荼羅。
大阪での2日間の公演が決まった。そして、今日、その公演が当選していたにも関わらず、わたしは今、大阪にはいない。
不整合な現実、周囲皆窮鼠。
致し方なく、今日は、ストリーミング配信での自宅オーディエンスに徹する。昨日のセットリストや状況は一切検索することなく、本当のライブとして観戦。
セットリストは以下だ。
TOWN-0 PHASE-5
幽霊飛行機
高貴な城
空転G
脳動説
回路OFF回路ON
Gemini
スノーブラインド
MURAMASA
アヴァターアローン
ロタティオン
遮眼大師
排時光
Aurora
Amputeeガーベラ
(アンコール)
Kingdom
Timelineの終わり
今回は24万打を達成するという大義がある。ドラムの打数を重ねるため、大胆なアレンジが加わっているのが、最大の魅力だ。特に、印象的だったのは、ロタティオンとAuroraだ。刻まれるリズムの美しさ、疾走感、そして、見出される希望、こんな世界でも、自らの世界でも生きる希望があるとどこか教えてくれる。
そして、今回は2日に渡って、最後の曲は、新譜から選ばれた。
Timelineシリーズからと、氏は語る。
過去ー西方ーから未来ー東ーへ、そして、そのTimelineは終わる。
新曲《Timelineの終わり》、Timelineの東の片鱗が見える。Timelineの東は、東日本大震災をきっかけとしているアルバム【Gipnoza】に収録されている。
日は必ず登る。その東の方角に、希望を約束しているように、今回の《Timelineの終わり》は、さらにその先の希望の光、歩みを止めない覚悟を孕んでいると感じた。美しい旋律、そしてどこか懐かしい響き、キミの世界を、堂々と歩む。
唐突に聞く 雷鳴のように
生まれてくるキミの日
Timelineを またぐように
生まれてくるキミの日
生きること、生き延びていくことに価値がある。
今、わたしは、どうしてもそう思いたい。
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