さようなら、ただ、それだけ。ーHYBRID PHONON 2566⁺ー
もはや、この日が来ることを意識せず、淡々と日々を過ごし。
それでも、この日を意識の片隅では心待ちにしていた。
むしろ、終わらないで、このまま楽しみな気持ちだけで過ごすことはできないか。
なんていう、二律背反性を抱えながら、この日を迎える。
どう感じようと、絶対に行こうと決めていたにも関わらず、体が絶不調。
傍目に見てもあまりよろしくないことを悟られ、1日目の夜公演に間に合うように職場を出るつもりが、早くも帰宅してよし、との命令が。
ちょっと体力を温存したかったこともあり、遠