都会vs田舎 亜急性期医療の視点

以前書いた文章ですがマガジンに登録します。

イケダハヤト氏の「まだ東京で消耗してるの?」が話題を呼び、田舎暮らしが流行りそうですね。確かに生活や仕事の観点で見れば田舎暮らしには多くの魅力がありそうです。私も地元が田舎なもので自分の中で田舎熱が高まった感はあります。

田舎暮らしを急性期医療の観点から見てみたいと思います。田舎暮らし否定となってしまうかもしれません。。。

私は今北海道の札幌市で医療に携わっています。(東京と比べるとずいぶん田舎という意味で)札幌レベルの都市でも、ドクターヘリの設備を持つ病院は随分あります。4施設でしょうか。今、さらに他の施設でも導入を検討しているそうです。北海道は広いですからね。まだまだ足りていないんでしょう。ただ、今後は医療設備が十分でない、いわゆる田舎に住んでいても急性期医療受けられるようになっていきそうです。

遠隔操作の研究も進んできていますね。手術支援ロボット「ダヴィンチ」の実績が増えてくれば田舎にいるまま先進医療を受ける事も現実的になってきています。今後も医療、科学が発達するにつれて都会と田舎の医療格差は少なくなってくると思われます。

こう考えると急性期医療の観点では田舎に住むメリットを失うほど都会と差があるという感じではないのかもしれません。今のところ田舎悪くないですねぇ。


では、今回のテーマとした亜急性期医療はどうでしょうか。

結論を言うと田舎、やばいです。

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