看護師国家資格の難しさ
看護師国家資格の難易度は普通運転免許と同等と私は考えます。
普通運転免許は2週間合宿で教習所で勉強を行い、本試験での合格率は75%程度。
運転免許本試験にまで行ける母数は大きく、学力におけるバラツキは大きい。
看護師国家資格は高校卒業時の偏差値が50程度、偏差値の中央値があれば専門学校並びに看護大学に合格出来ます。
3年から4年の養成期間がある。
看護師の就業している方の総数は128万人で人口の1%は看護師として働いている事になる。
看護師国家資格の合格率は90%程度である。
必修問題40点以上/50点が合格基準点
2022年度国家試験での一般問題と状況設定問題
167点以上で250点満点。66.7%の正解率。
必修問題では10点落としても良いし、一般問題においては30%程度間違えても良いマージンがある。
合格率は90%程度変わらない。
国家試験が難しい年と言うのがあるがこれは逆に合格しやすいとも言える。
全体の平均点が下がる事で90%のボーダーが落ち、マージンが増える。
逆に簡単な年の方が、間違えても良い問題数が少ないとも言える。
看護師国家資格の合格者は全体の偏差値50の人たち以上から養成者でその中での偏差値35以下を切り捨てる試験と考えられる。
養成期間中、試験勉強を常にやってる訳ではないと言うことはそうだが運転免許の受験生も2週間から数ヶ月の中で、遊んでいるし常に試験のことをやってる訳ではない。
看護師を目指す人や現役看護師の方がこの文面を見て、怒る人もいるし納得する人もいると思います。
まとめ
この文章から合格率90%だから勉強しなくても良いと考える事はやめてください。
看護師になれる学力である指標なだけで臨床レベルでは医師や薬剤師、コメディカルと対等に話せるだけの知識が必要となります。