
🌹看護師長が看護補助者の役割??
🌷 看護補助業務を兼任する師長の背景
師長は本来、管理業務(人員配置、教育、業務調整など)が主な役割ですが、実際には看護補助業務をせざるを得ない状況があることも少なくありません。
✅ どんな状況で師長が補助業務をしているのか?
人手不足
看護補助者や看護師が足りず、手が回らない
急な欠勤や退職で、現場の業務が回らない
夜勤や休日のシフトが埋まらず、やむを得ず現場に入る
現場のサポートとして
急変対応や患者の移送、オムツ交換などを補助
新人教育の一環で、実際の業務を見せるために動く
現場の雰囲気を理解し、チームワークを維持するため
師長自身のスタンス
「自分がやった方が早い」と動いてしまう
部下が忙しそうなので、助けようとする
看護師や補助者に遠慮して、指示よりも自分で動く
🌷師長が補助業務をすることでの問題点
🚨 管理業務の時間が圧迫される
現場に入ることで、本来のマネジメント業務(勤務調整・教育・評価・会議)が後回しになる
結果的に、組織全体の運営がうまくいかなくなる
🚨 現場スタッフの意識が変わる
「師長がやってくれるから大丈夫」と、補助業務の役割分担が曖昧になる
「師長も同じことをやるなら、自分たちの責任が軽くなる」と思われる可能性
🚨 業務の優先順位が曖昧になる
本来は指示・調整する立場なのに、現場に入ることで全体が見えなくなる
師長が動いてしまうと、業務の線引きがあいまいになり、チームとしての機能が弱まる
🌷師長が現場で動くことのメリット
もちろん、一時的なカバーとしては有効な場合もあります。
✅ 現場を理解し、スタッフの困りごとを把握できる
✅ スタッフとの信頼関係が築きやすい
✅ 非常時の対応能力が向上する
しかし、あくまで 「非常時」や「一時的なサポート」 にとどめるのが重要です。
ここまで書いてきたこと。ここまでは頭では理解してる。看護管理基準の中に看護師長の役割が書いてあり!わかってる!でも、それがうまくいかない!という方が、ここに来てこださっているのだと思います。
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