成人看護学実習アセスメント例2~看護計画#1~


看護問題:♯1可動域制限から起こるストレスによる回復意欲の低下


看護目標:患者から不安や焦りのある言動がなくなり回復意欲を維持することができる


看護計画

‹ОP›
①全身倦怠感
・不眠
・食欲不振
・気力の低下
②表情
③言動
④睡眠状況
⑤離床状況

‹TP›
①身体の変化に対する受け止めや思いを傾聴する
②患者と話し合いながら、目標設定を具体的に挙げる
③回復状況をみて、患者の反応を観察しながら、回復過程を把握したら称賛し伝える
④疾患やリハビリについての思いを聴く
⑤患者のペースに合わせてリハビリを進めて、意欲が保てるようにする
⑥あせらないことや適度な活動の重要性を確認する

‹EP›
①ストレスになっていることを伝えてもらうよう説明する
②回復には個人差があることを説明する

実施・評価

S:「昨日は3時くらいからうとうとしてたんですよ」「音とか明かりとかあると眠れない人でね、隣の人のいびきがうるさくてね」「疲れは普段ないんですけど、眠れないと疲れやすいっていうかね」「リハビリはこのままがんばります」


О:食事は全量摂取。
眠れないことで疲れやすい。
病床でのリハビリを行うこと、退院までに階段の昇降ができること、歩行が安定することを目標と設定し、気づいたときや気が向いたときリハビリを行っている。


A:患者は目標を明確に設定しており、リハビリも積極的に取り組んでおり、回復意欲は維持できていると考えられる。痛みがあるとリハビリの意欲も軽減していたが、現在痛みがなくなってきているのでリハビリの意欲を阻害する要因はない。しかし、同室者のいびきによって睡眠時間の減少、睡眠の質の低下があり、このままその状況が続くと、疲労感が生じ回復意欲が低下してしまう可能性があるので、今後も睡眠状況の観察と環境の調整を行う必要がある。


P:睡眠状況の観察しながら、継続する

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