悠@看護師技術共有&支援プラットフォーム開発中

コロナ禍ICU看護師レンジャー|地域最大の断らない救急で医療崩壊を経験|現場からの業務改善に限界を感じ0からWEB開発を学ぶ|看護師を支援するプラットフォームを開発中|やりがい搾取に終焉を😭協力者募集中!

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最近の記事

看護師さんの学びをもっと身近に─Webで実現する学びの環境づくり

看護師として現場で働き続けるには、常に新しい知識や技術を学ぶことが欠かせません。 でも忙しい看護師さんにとって、分厚い専門書を読んだり研修に参加したりするのは、時間やお金の負担が大きいですよね。 そこで、Webを活用した自己学習の環境づくりです。 この記事では、なぜWebを学びのベースにすることが看護師さんの学習に役立つのか、そのメリットをわかりやすくお伝えします。 いつでもどこでも学べる「便利さ」Webで学べる環境が整うと、スマートフォンやパソコンを通して、好きな時

    • 看護師の厳しい環境を「乗り越えさせる」のではなく、「支え育てる」ために

      看護師の仕事は、命に関わる責任が大きく、厳しい環境であることは確かです。 しかし、その厳しさが「改善しなくてもいい理由」には決してなりません。 看護師が命を預かる大切な役割を担っているからこそ、過酷な環境に適応できる力を持つ人材を「育てる」ことが業界全体の持続可能性を高める鍵だと思います。 特に、厳しさに耐えられない人を「ふるい落とす」のではなく、教育やサポートでひとりひとりを引き上げる姿勢が必要です。 厳しい環境にこそ求められる教育の力医療現場では、緊張感や責任感が

      • 看護師の労働環境に「おかしい」を伝えるために─新人看護師さんへの意識づけが未来を変える

        医療現場の厳しい環境で働く看護師たちの中には、過酷な労働環境に「諦め」を感じている方も多いかもしれません。 長時間の勤務や交代制の夜勤、忙しさが続く毎日。体や心が悲鳴を上げるような働き方をしているのに、それを「普通」として受け入れてしまう。 看護師さんたちにとって、こうしたことが「当たり前」になってしまうことは、本当に辛いことだと思います。 でも、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。 看護師さんのこの働き方、「本当に普通でいいのでしょうか?」 新人看護師さんへの

        • 看護師の“普通”が危険信号?流産や不妊治療に影響を与える過酷な労働環境の実態

          看護師として働く中で、同期の妊娠中の同僚が夜勤を減らせず、無理がたたって流産したという話を耳にしたことがあります。 仕事だけが原因ではないかもしれませんが、看護師という職業が、妊娠や不妊治療に大きな影響を及ぼしているのではないかという実感を強くしました。 このような話を看護師にすると「よくあること」として受け止められることが多いのも、看護師業界独特の“普通”があるように感じます。 しかし、それは「普通」と呼べるものでしょうか? 看護師の労働環境が妊娠・出産に与える影響

          医療職だけの問題じゃない!看護師の労働環境を社会全体で考える必要性

          医療の現場で働く看護師たちが直面する過酷な労働環境について、どれほどの人が知っているでしょうか? 多くの方はメディアを通して医療業界の一部を知っているに過ぎません。 実際に、医療職の内部事情は「守秘義務」によって厳密に管理されており、外部にはほとんど流れません。 だからこそ、医療職だけでなく、医療現場の実情を広く伝え、医療職以外の方々にも協力を呼びかける必要があると私は考えます。 医療職の労働環境改善が進まない理由日本では医療職の労働環境改善を求める声が、以前から医療

          医療職だけの問題じゃない!看護師の労働環境を社会全体で考える必要性

          新人看護師が次々に離職するのはなぜ?─臨床推論スキル不足がもたらす現実とその解決策

          現場でしか学べない臨床推論とその課題 看護教育の現状では、臨床推論に関する体系的な学習の機会がほとんどありません。 多くの看護師が、現場に出て初めて臨床推論の重要性と必要性を体験します。 しかし、新人看護師は「何も分からない状態」で現場に入り、手探りで推論スキルを習得していかなければならないため、強いプレッシャーがかかります。 このような状況が続くと、新人看護師の中で心身ともに疲弊し、離職を選択するケースも少なくありません。 離職が増えれば現場の人手不足は一層深刻化し

          新人看護師が次々に離職するのはなぜ?─臨床推論スキル不足がもたらす現実とその解決策

          看護師教育の限界が新人を追い詰める - 現場とのギャップにどう対応すべきか?

          近年、看護師に求められる能力は高度医療化によりますます高まっていますが、看護学校や大学での教育は、国試対策に終始しており、現場との間に大きなギャップが生じています。 このギャップは、新人看護師に過度なプレッシャーを与え、現場に出てすぐに疲弊してしまう原因の一つです。 この記事では、その背景と問題点、そして解決策について考察していきます。 1. 看護教育の現状と現場の期待看護師は、3年または4年の短期間で国家試験を受け、合格するとすぐに一人前の看護師として現場に立つことが

          看護師教育の限界が新人を追い詰める - 現場とのギャップにどう対応すべきか?

          看護師の多様な働き方、その影で過酷な現場の負担はどうなる?

          看護師の多様な働き方と現場負担の不均衡看護師の働き方は近年、多様化しています。個人で稼ぐ、フリーランスとして働く、または「ゆるく」働くというスタイルが広まりつつあります。 こうした柔軟な働き方が看護師にも増えることは、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなり、持続可能な働き方を可能にする点で非常に歓迎されるべきです。 しかし、これに伴って見逃してはならない現実も存在します。 それは、急性期医療などの過酷な現場で働く看護師たちの負担が一層大きくなっているということです

          看護師の多様な働き方、その影で過酷な現場の負担はどうなる?

          看護師は使い捨て?学校増やしても解決しない現実、現場サポートの欠如が悲劇を生む

          看護大学や看護学校が増加している一方で、毎年多くの看護師が離職し、潜在看護師(看護師免許を持っているが看護の仕事をしていない人)が約70万人もいるという現実。 この矛盾は、看護業界が抱える根深い問題を浮き彫りにしています。 今回は、この状況をいくつかの視点から掘り下げ、個人でできる介入策を含めた解決への取り組みについて考えます。 1. 看護師不足と教育機関の増加の関係看護師不足が叫ばれる中で、看護師を育成するための教育機関が増加しているのは、一見理にかなっているように思

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          自己学習って無理じゃない!? -新人看護師が直面するリアルな壁とその解決策-

          新人看護師として現場に出たとき、期待と不安の中で仕事に取り組むことになりますが、その環境は想像以上に過酷です。 初めての社会人生活に加え、看護師としての責任や労働環境、そして厳しい指導により、仕事が終わった後に自己学習に取り組む余裕がないという状況に直面することが多いのではないでしょうか。 家に帰れば、疲れ果ててすぐに寝てしまい、気づけば朝。そんな日々の繰り返しで、自己学習ができないまま、現場での経験に頼って働き続ける新人看護師も多いと思います。 しかし、そのような状態

          自己学習って無理じゃない!? -新人看護師が直面するリアルな壁とその解決策-

          看護師教育の現場に潜む問題 -患者には共感、同僚には厳しさ?

          看護師は、患者に対して共感的理解や倫理的態度を持つことができるよう教育されています。 これは、看護師としての非常に重要な役割です。 しかし、同僚や後輩に対しては、同じように接することが難しい場面も多いのではないでしょうか。 これは、看護師という職業の性質や、現場の文化、そして教育に偏りがあるためだと考えられます。 この記事では、看護師同士のコミュニケーションや連携が十分に育たない原因を深掘りし、改善策を提案します。 1. 患者コミュニケーションの強調とその弊害看護教

          看護師教育の現場に潜む問題 -患者には共感、同僚には厳しさ?

          工場生産時代の終焉と看護師教育の課題 – 時代遅れの教育が生む労働環境の弊害

          現代は、かつての工場生産時代が終わり多様性や柔軟性が求められる時代へと移り変わっています。 生産ラインで均一な製品を作り出すための教育が重要視された時代から、創造力や個別対応が求められる社会へと変わり、あらゆる職業でその変化に対応した教育や育成が行われています。 しかし、看護師の教育に関しては、未だに工場生産時代の「画一的」な教育が残っており、その影響が看護師の労働環境に深刻な弊害を生んでいることに気づくべき時です。 工場生産時代の教育とは?工場生産時代に求められた教育

          工場生産時代の終焉と看護師教育の課題 – 時代遅れの教育が生む労働環境の弊害

          新人看護師の指導が未来を変える -労働環境の連鎖を断ち切る鍵

          看護師のキャリア初期は、その後の職業人生全体に大きな影響を与える重要な時期です。 特に、新人看護師が現場に出た最初の段階で受ける指導や労働環境は、彼らのプロ意識や職業としてのアイデンティティ形成に深く関わります。 問題は、この段階での過酷な労働環境や非効率的な慣習が、「これが看護の仕事だ」という自己認識に固定化されてしまう点です。 この自己認識の固定化が、その後のキャリアにおける姿勢や行動にどのような影響を与えるのか、そしてその連鎖をどのように断ち切るべきかを考えてみた

          新人看護師の指導が未来を変える -労働環境の連鎖を断ち切る鍵

          看護教育による無意識の洗脳 -なぜ看護師は過酷な労働環境を当たり前と感じるのか?

          看護教育において、実習や現場体験が厳しいものとして経験されることが多いという点について、これは看護師のキャリア初期に大きな影響を与える要因です。 この現象を深掘りしていくと、看護師が労働環境の異常さを自己反省の対象にしにくい理由がいくつか見えてきます。 1. 看護教育と実習の影響:プロフェッショナリズムの形成看護教育の中でも、特に実習は厳しい現実を学生に突きつけます。 看護師を目指す学生は、実習中に患者対応や緊急対応の中で学びながら、同時に時間に追われ、疲労と向き合いま

          看護教育による無意識の洗脳 -なぜ看護師は過酷な労働環境を当たり前と感じるのか?

          なぜ看護師は自分の労働環境の異常さに気づかないのか?

          看護師という仕事は、多くの人にとって「大切な仕事」「やりがいのある仕事」と認識されていますが、実際に働く看護師自身が、自分たちの労働環境の異常さに気づかないこともあります。 なぜ、過酷な労働条件にもかかわらず、それが「当たり前」として受け入れられてしまうのでしょうか? その原因をいくつかの視点から考えてみたいと思います。 1. 常態化している過酷な労働環境医療現場では、忙しさや緊急性が常に求められます。 長時間労働や夜勤、急な対応などが日常的で、それに適応することがプ

          なぜ看護師は自分の労働環境の異常さに気づかないのか?

          経済活動とケア労働のバランスを見直す時代へ -感情労働としてのケアの価値

          現代社会は、経済活動とケア労働という二つの柱で成り立っています。 お金を稼ぐことと、家庭内外でのケア労働(家事、育児、介護、医療など)がどちらも欠かせないにもかかわらず、経済活動が称賛される一方で、ケア労働の価値は軽視されがちです。 このアンバランスは、私たちの生活基盤を徐々に揺るがしつつあります。 特に注目すべきは、ケア労働が「誰にでもできる」と誤解されがちな点です。 確かに、ケアは多くの人が日常的に行っている活動です。 しかし、実際にはケア労働は高度な専門性を持

          経済活動とケア労働のバランスを見直す時代へ -感情労働としてのケアの価値