完全失業率3.0%の本質を見抜いてみた
これはNHKのニュースです
5月の完全失業率3.0% 前月比0.2ポイント悪化 5か月ぶり3%台https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210629/k10013109171000.html
コロナ禍・緊急事態宣言で
失業率が上がってしまったことを報じています。
このグラフの山と谷で、
色々な職業の方が、色々と悩まれたことが想像されます。
そんな中、
看護師免許を持って、これから病院ではなく企業に就職しようという方、
少なからず、いらっしゃるでしょう。
また、企業に勤めたいという看護学生さんも、
少なくからず、いらっしゃるでしょう。
そんな皆さんは、このニュースを見て
「完全失業率が高いってことは…
企業の調子が良くないのでは?
働く人が余ってしまっている?
今は就職が難しい「就職氷河期」じゃないだろうか?」
そんな印象をお持ちなのではないかと思うのです。
そこで少し数値で検証してみたいと思います。
NHKニュースのグラフだけみると
短期的にコロナ禍の中では
失業率が増えて悪化しているように見えますが、
このように長期的なグラフで比較してみると
水準としては就職氷河期「前」と変わらないくらいの水準です。
※実際の就職氷河期=1991年バブル崩壊「後」
このことから状況は就職氷河期…ってほどではない。
でも、実際にコロナで倒産する会社もあれば、
コロナで儲かったって言っている会社もある。
もしかしたら業界によるのかも…?
そこでこの図
これは業種別に「従業員足りていますか?」のアンケートをした結果です。
0%より上だと「足りてます」という答えが多い
下だと「足りてません」と答えた人が多いの比率だと思ってください。
2020年、コロナ真っ盛りの頃は一部に足りていましたが、
2021年に入ると、どの業種も「人が足りていません」と答えています。
また、その中でも建設業はメチャクチャ足りていないのに対し、
製造業や卸売業が比較的足りていることがわかります。
もちろん、皆さんの個人の状況にもよりますが、
もし建設業に勤めたいと思わる方がいたら、迷わず「GO」です。
しかし製造業や卸売業でしたら、
「何か資格などの武器を持ちましょう」
→「武器が用意できるまでステイ」
=「看護師を継続」をオススメすると思います。
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