「人って助け合いだよね」って思った出来事
僕は、今の職場に約1年前に就職した。
その前の職場では散々な仕打ちを受けたため、職場でも、それに勝る場所はないと思っていたため、入職当初はやる気もあったし、採用されたことをすごく喜んだ覚えがある。
部署の仲間には、変わった人が多いけど、なんだかんだ楽しく仕事ができていた。
しかし、半年も働くと、やっぱり病院の裏事情的なものが見えてくる。
最初は見て見ぬふりをしていたが、だんだん無視することができなくなってきて、今では「この病院も終わってるな・・・。」と感じている。
だからこそ、今は転職先を見つけ、真っ先に退職の意向を示しているところではあるけど・・・。
具体的にどんなやばいことがあるかというと
・脳卒中ホットラインに力を入れてきてから、病院全体で脳外科のやり方に振り回され、誰もが不満を抱いているにも関わらず、病院側はどうやったら、うまく脳外科の患者を回せるのかばかりを考えている。
→圧倒的に人が足りないことや、脳卒中患者が来ると他の患者そっちのけで脳外患者に全力を注がなければならない現状であるのに、そのときに重なった普通の救急要請患者を一切断ったらいけない、断ったら「なんで断ったんだ!」と現場スタッフに火花が飛んでくる。
・ある医者が当直をやると、99%の患者が入院になる。
→一番ひどかったのが、「水虫が不安」という主訴で救急搬送されてきた、精神疾患を患っている患者を入院させたこと。救急外来の意味が全く見出せず、ただ現場の仕事が増えるだけ。(医者は1件入院を入れるごとに数千円の報酬がもらえるらしく、多分そのためになんでも入院させている)
・職場では特定した人物に対する愚痴が多い。
→その人がいる時にも、コソコソみんなで愚痴をいうこともあるが、大抵はその人が勤務じゃない日に、その人の悪口を暇さえあれば言っている(責任者も含めて一緒に愚痴っている)。どこにいても、誰と勤務しても毎日愚痴のオンパレードであり、うんざりする。
・長年勤めているお局看護師は、食後に仕事をせず、昼寝をしたり、休憩スペースでお菓子を食べながら、自分の自慢話ばかりをしている。
→そもそも、何しに来てるのよ。昔からいる人だから、周りのみんなは年配だししょうがないって思って許してるのかもしれないけど、その分働くのはこっちなんですけど・・・。(上司もそれを注意しない)
・とにかく給料が安い
→看護師歴13年目で、夜勤が1回でも減ると手取り30万円をきる。しかも、救急外来で寝ずにシャカリキ働いたスタッフと産婦人科病棟の患者1人しかいない部署で働いたスタッフと給料が一緒という残念さ。
他にも、不満なことはたくさんあるけど、このままだったらキリがないので、愚痴はこの辺にしておきます。
んで、今日は何が言いたいかというと、こんな思いを日々感じていて、そんな愚痴を誰にも言えず、モヤモヤした気持ちを抱えながら生きていくのって、馬鹿馬鹿しい!!!!って思ったので、外部から来た他職種のスタッフと病院運用に関して話す機会があったため、全部愚痴をぶちまけて見たわけ。
そしたら、ものすごく共感してくれて、この病院の酷さを分かち合うことができたら、なんだか心がスゥーッと楽になった。
やっぱり、悩み事とかを抱え込むことって、相当体に負担をかけているんだなって思って、自分のこの「言えない性格」を少しずつ「言える性格」に変えていこうと思った!!
僕の話を聞いてくれて、共感してくれて、ありがとうございました!
やっぱり人って助け合いだなーって感じる夜勤でした( ◠‿◠ )