中止されたECサイトから学ぶこと
2023年に公開中止となったECサイトを取りまとめている記事が以下にあります。
毎年取りまとめてますが、都度公開停止の要因を探ると、逆に今後気をつけていかねばならないことが見えてきます。
まず、「食べログモール」はポータル離れが原因で中止とされています。
消費者がInstagramなどでタグった後にその世界観から購入をするのであれば、自社サイトでの購入ということになるわけで、ポータルサイトでの購入はなくなります。
そうすると、いかにSNSでの掲載に工夫を凝らすかが鍵になってくるわけですね。
続いて、ノーコードシステムの「shopleap」は、運営のコスト高が原因となっていますが、その背景として同様のサービスを提供している「STORES」や「BASE」を見てみれば一目瞭然かと思います。
両社とも単なるノーコードから、他社ポータル連動は言うまでもなく、POS連動、キャッシュレス対応、予約管理システムなどその機能はかなり多岐にわたっています。
ここから学ぶこととして、EC系ノーコードでは全く別のサービスを提供しない限り、市場での優位性は保てないということですね。
利用者側とすれば、多様なサービスをいかに上手く利用できるかということです。
まだまだ色々と学ぶことが多々ありますので、公開中止サイトを少し追いかけてみてはいかがでしょうか。
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