クッキーレス時代のマーケティング
完全なクッキーレス状態になると言われて2年が経過しましたが、まだ完全な状況には至っていません。クッキーレスとは、サードパーティクッキーを廃止する、つまり受け入れないことを意味しますが、一部の広告配信は依然として続いています。
ただ、そのような中でも、新たな概念である「ダイナミックリターゲティング」が市場を広げています。簡単に説明すると、この手法はファーストパーティデータ型と同様に、広告の閲覧をブラウザでなく、広告配信を行う会社のサーバーで記録し認識させることで、従来と同じように、サービスや商品の広告の配信をするというものです。
このダイナミックリターゲティングは、従来のリターゲティングに取って代わるものとされていますが、消費者にとっては大きな違いはなく、リターゲティング手法自体の見直しが必要だと感じています。
検索アルゴリズムが大幅に変化する現在、単に関連性があるという基準でリターゲティング広告を配信する時代は終わりに近づいていると思われます。
AIが進化し続ける中で、広告自体よりも、遷移先のランディングページ(LP)などの精度が重要になってきていると感じます。
まさに、クリエイティブの質が勝敗を決める時代になってきたと思います。
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