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秀光ビルド社に見る家の売り方

混沌とする建築業界において、急成長を続ける石川県の秀光ビルド社ですが、いよいよ売上500億を超える勢いです。
これまで同社は「箸と茶碗と布団を持ってくればすぐに生活できる」を
コンセプトにした「フル装備住宅」を前面に打ち出してきたことと、さらに話題となった「コミコミ価格」がその成長の要因であるかと思います。

つまり、わかりにくい業界において、価格に一石を投じたのだと思いますが、このパッケージ販売には、マイナスの要素もあります。
具体的には、施主さんの要望を聞き入れる幅が狭くなる、不要なものまで組み込まれているなど、どうしても自由度は低くなります。
しかし、秀光ビルド社は、大量仕入れや建材の絞り込みなどを徹底することで、自由度を凌ぐコストパフォーマンスを実現しているのです。

やはり、ここに来て私達も追い求めている「総コストの安い家」を先駆けて実現しているのだと半ば羨望の目で追いかけています。

さて、この総コストを抑えるポイントは下記3点なのだと思います。
1.特定のターゲットを絞り込む
2.そのターゲットのライフスタイルに徹底的に沿ったスペックを抽出する
3.スペックに基づき最良のコストダウンを考える

ここで再度、どんなお客様に絞っていくかを徹底的に考えてみてはいかがでしょうか。


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