塗料の仕組みって?
塗料って何からできているの?
塗料ですが、基本的に「樹脂・顔料・添加剤・溶剤」の4つの成分から作られています。
詳しくご説明させていただきますと、
樹脂→塗料の主要となる成分
顔料→色を形成する役割
添加物→樹脂を溶かす希釈
溶剤→塗料の機能を上げ、使い勝手をよくする補助剤
油性塗料と水性塗料
塗料は油性塗料と水性塗料の2つに分けることができます。
油性塗料はシンナーを溶剤とした塗料で、耐久性と密着力を持ち合わせています。
水性塗料は水を溶剤とし、臭いや引火性が少ないのが特徴です。
水性塗料 ・・・塗料成分→ 水
保管→ 特に注意なし
メリット→ ・価格が安い
・臭いもほとんど無い
デメリット→ ・油性塗料より耐久性低下
油性塗料 ・・・塗料成分→ 有機溶剤(シンナー等)
保管→ 注意が必要
メリット→ ・耐久性に優れている
・雨水に強い
・塗料密着が良い
デメリット→・価格が高い
・臭いがキツイ
1液型・2液型
1種類の液だけで使用できるものを1液型塗料と言います。
2液型塗料は、塗料液と樹脂の液体を使用するときに混ぜて使用するものです。
1液型は素人の方でも扱いやすく、価格も安いのが特徴です。
2液型は1液型より性能が高くなります。
ただし、6~8時間以内に硬化してしまうため、使える時間が限られていて、混合化の誤差が大きくなると、不具合が発生するので比率は重要になります。
まとめ
塗料と言っても使用方法や保管の仕方など、まったく違います。
そして、以前も紹介した『カビが生えにくい塗料』や『室内が快適になる屋根用塗料』など機能性塗料もたくさんあります。
ご自身の住宅に適した素材の塗料を選ぶのはもちろんですが、
ご自宅の抱えている悩みを解決してくれる塗料を使うという点もポイントです。もし、何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい(^▽^)