アバター2は三時間弱のライド系アトラクション
映画「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」を見てきました。
ストーリーを楽しむというより、映像を楽しむ映画なので、3D吹き替え版4DX上映で見てきました。11年前のアバターも3Dで見たことですし、ね。
4DXとは
4DX上映というのは、スクリーン以外にも椅子の振動や風、ミストやにおいなど五感にうったえる要素をもっています。本編上映前にサンプル映像が流れたのですが、お猪口一杯ぶんほどの水をぶっかけられた(体感)ような感覚で、水しぶき機能はすぐにオフにしました。室内にいるとはいえ、大寒波がきている季節にあまり濡れたくなかったです、ハイ。
今回はジュブナイルっぽかった
ストーリー的には前作主人公とヒロインのあいだに四人の子どもができて、その世代が物語の中心になっていました。ぞくにいうジュブナイル的な側面が強かったです。
引っ越し先である水の部族の元でいじめられたり、恋愛をしたり、親友ができたりと、おもに次男の目線で話が進んでいきました。
わりと肌寒かったのです……
霧が立ち込めるシーンだと劇場全体にミストがわくので肌寒さがありましたね。ひざ掛けは必須です。自分はマウンテンパーカーを膝の上にかけていましたけど、それでも肌寒く感じましたね。中盤あたりで尿意をもよおしてしまい、チンチンの先をつまみながら見ていたくらいです。
にもかかわらず、席はぐわんぐわんと揺れます。巨大な飛び魚に騎乗するたびに「これ、揺れまくるし、水しぶきもでるやつやん!」と青ざめていました。
本格的な戦闘シーンがはじまると、さらに体感はめまぐるしくなります。弓矢が放たれるたびに耳元でエアーがプシュ! 船が揺れるとシートがぐわんぐわんと揺れ、水しぶきがぶしゅっ! ミサイルが撃ち込まれ兵士が吹っ飛ぶと、シートの背中からどん!とこづかれ、足元では紐みたいなのがペシペシペシ!
尿意もほどほどに、マスクの下では威嚇するときの猪木みたいな顔になってしまったよ。
不思議なことに、画面上では船のいたるところが炎上しているという殺伐としたシーンなのに、シートの頭部ヒーターが暖まって、体感的には癒しになっていました。
もっと燃やして、暖かくして、なんて思ってしまった。
総評
総評。自分的にはとても楽しかったです。海のシーンが多かったので、真冬じゃなく真夏に上映すればよかったのに。夏だったら、水しぶきをОǸにしたかもしれません。冷房が強くて寒かったなどと文句を言ってそうだけどね。
ちなみに、一緒に行った妻は「腰が痛くなったし、映像に集中したかった。4DXでなくてもよかった」とコメントしていました。映画として見たい方は通常で、ライド系アトラクションとして楽しみたい方は4DXにするといいのではないでしょうか。
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