涙もろさと同情心
涙と感情の因果関係が気になっている。
なんとなくの共通認識で「涙もろい=情に熱い」のようなイメージがあると私は考える。
私は涙脆い方の人間である。しかし泣き虫という訳ではない。そして、他人の感情がすぐに分かり、同情できる人間でも、情に熱い人間でもない。
しかし、テレビで葬式のシーンがあったり、動物が死ぬシーンがあると勝手に涙が出るにである。他者の感情に疎い私だが、そういう時には泣くのである。
ほんとうにこれが面倒で仕方ない。私も他者に同情できる一端の人間である気がしてしまうではないか。(そんなことないのに)
私の母に私の子どもの頃の話を聞くいてみた。私は昔、軽い交通事故にあったらしい。その時、切り傷を負っても泣かなかったそうだ。
しかし、自分ができるはずの物事で、できないことがあると泣く子どもだったらしい。(自転車が乗れないと悔しさで泣く)
自分が負けず嫌いなことは分かったが、私が泣き虫なのか、昔は同情できた人間だったか、どうかはよく分からないエピソードだった。
私は他者に同情できない人間であることは今までの人生でよく分かっている。だから、他者の性格を分析して、相手の心を理解しようと努力していきた。(そのせいで友人ができるのが遅いのが問題点)
分析しなければ人の気持ちが分からない雑魚人間の私だが、涙はもろい方だ。
将来的に涙と感情の関連性を分析し、それを治すことができるという研究発表があれば嬉しい。