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『マディソン郡の橋』ロバート・ジェームズ・ウォラー

🌉あらすじ🌉
屋根付きの橋を撮るため、アイオワ州の片田舎を訪れた写真家ロバート・キンケイドは、農家の主婦フランチェスカと出会う。漂泊の男と定住する女との4日間だけの恋。時間にしばられ、逆に時間を超えて成就した奇蹟的な愛―じわじわと感動の輪を広げ、シンプルで純粋、涙なくしては読めないと絶賛された不朽のベストセラー。─本文あらすじより



🌉感想🌉
何年か前に読書会で紹介された作品。
この度、やっと積読から読むに至りました。

※この感想には一部ネタバレが含まれています。

たった4日間だけの、秘められた情熱的な恋─
読みながら、胸が焦がれた。
そして、どうしようもなくなった。
私がフランチェスカでも、きっと同じ決断をしただろう。
家庭を捨てることは、できない。
でも、胸の中てロバートを思い続けることも、きっと容易くはないはすだ。
私なら、きっと会いたくなってしまうと思う。
なにかのチャンスを見計らって。
でも、ふたりはお互いの領域を侵すことはなかった。
守り続けた。
そして、ふたりで"第3の存在"になることで、自分たちの落とし所を見つけたのだ。
誰にも理解されない存在に。
でも、もしかしたらあなたも明日には出会ってしまうかもしれない、もう一人のZ次元の片割れに。

賛否両論ある作品ですが、素敵なラブストーリーをに出会えたことに、心から感謝しています。
また、コロナの波が収まったら、読書会に行きたいな🙂


『マディソン郡の橋』ロバート・ジェームズ・ウォラー


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