2月23日、貴方を思い続ける

※死に関することが書かれているので、お気をつけください


ちょうど一年前、あの日も寒かったような記憶がある。
駅前の広場で友達を待っているとき、思いもよらぬニュースが流れてきた。何度も何度も何度も文章を読んだけど、そこには「永眠」という言葉が間違いなく書かれていた。


2023年2月23日、
sumikaというバンドが4人から3人に変わってしまった日、



あれから1年、今日は今季で1番寒いような気もする。静かな雨も降り続いている。
sumikaは大雨の中、雨を止ませようとするのではなく、傘の中に入れてくれて、雨が止むまで一緒に歩き続けてくれる、そんなバンド。

メンバー同士の関係性、そしてsumikaスタッフさんたちとの関係性は本当に良く見え、また、外部フェスのスタッフからも愛されていたことから、本当に素敵なチームで、このバンドが壊れることは絶対にないと思ってしまっていた。しわしわのおじいちゃんになってもバンドをやっている姿が見えていた。


しかし、当たり前なんてどこにも存在していなかった。


今でもsumikaを見ると、4人目の隼ちゃんの姿を探してしまう。あのキラッキラの笑顔と、相槌をひたすらに打つギターヒーローの姿を。

隼ちゃんが残した曲たちと、隼ちゃんが守ってくれたsumikaというバンドは、今も残っています。sumikaという場所で、ギターを弾いてくれてありがとう。

そして、sumikaを続けると判断してくれたメンバーたち、スタッフさん、ご家族の方、などなど、わたしたちファンよりもきっと辛いはずなのに、生きててくれて、続けてくれて、曲を届け続けてくれてありがとうございます。




どうか、幸せでいてください、
sumikaのギターヒーロー、黒田隼之介さんへ

でもどこかでこう想ってしまう



「君の音を聴かせてよ」


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