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子どもの服に込める思い
私のものづくり生活は、10年目に入ります。
その間、作るものは違えど、ほとんどが子どものものを作ってきました。
なぜって、理由は単純です。
子どもが好きだから。これに尽きます。
私は決して頭がとび抜けていいわけでもなく、運動神経も普通(うそ。下の上くらい)それでも学校の先生になりたかったときと、理由は同じなんですよね。
赤ちゃんとママが便利に使ってくれたらいいな~とベビーグッズを縫っていた時期。子どもが喜んだらいいな~と、「とにかくかわいい服」を縫っていた時期。そして今は【子どもの「できた!」が増える服】を目指し、縫っています。
子どもが「ひとりでやりたい!」と思ったときに、それが叶う服。お母さんたちも「やってごらん」と見守れる服。
そんな服を作ってきました。
子どもの周りにいる大人が、親(家族)・教員・その他だとしたら、私は我が子以外にとってはその他の大人です。できることは多くはありません。
でも、もし服ひとつで、子どもの成功体験や自信の助けになれるなら、そんなに嬉しいことはないな、そう思って縫っています。
小さな「できた」でいいと思うんです。それが「やってみよう」につながると思うから。
たかが服、されど服。
毎日のお着替えで、子どもが小さな成功体験を積み重ね、「自分はできる」という自信を心に育ててくれたらと、願いを込めて。