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麻紐たわしの自作と評価

はじめに

そもそも何が気になって麻紐たわしに行き着いたのか。
近年よく環境問題で耳にするようになったマイクロプラスチックをご存じでしょうか。
と書き始めると、なんだか風呂敷が大きすぎるような気もするので、ざっくり割愛するためにも以下、ELEMINIST(エレミニスト)のHPを参照いただければと思います。

これらの影響を踏まえ、偶然にも手元にあった家庭菜園で使用している麻紐と、毎日気にせず使用している食器用スポンジが結びついたということになります。
(結びつくかなぁ・・・。)

準備物

・麻紐(100均でも、ホームセンターのものでも、専門店のものでもよいです)
・編み針(私は100均で購入しました。詳しくないのでお任せします)
・ハサミ
上記3つがあれば問題ありません。

注意

使用される麻紐の出自がわからないものや、たとえ手芸センターで購入されたものであっても、使用する前には自らが満足するまで洗浄することをお勧めします。
場合によっては煮沸して殺菌する、色落としする、臭い消しなどもしておくとよいかもしれません。

製作開始

まずは麻紐たわしを作るかどうかのボヤキです・・・。
はじめは指で製作できる麻紐たわしがあることを知ったので、これから始めました。
指では初めにコツさえつかめば簡単に制作できますが、サイズ的に不満を感じたので、後に編み針を使って製作することにしました。

そして作る理由づくり(笑)として麻紐たわしの期待できる性能をポストしました。
返信欄にはアクリルたわし(毛糸も含む)の性能についても記載しています。

編み針を使った初作品ができたポストです。
この時は結構な達成感がありました。
編み方(細編み)の参考にしたサイトは以下です。

さらに製作を重ねていき、次に家庭菜園の麻紐ではなく手芸センターで購入したジュート(黄麻)で製作してみました。
この時はとても完成度が高くて喜んだものでしたが、実際にはジュートで製作したたわしの硬さが、後に使い勝手に影響することに気づくきっかけになったと思います。

ここらへんで紐種の違う2種類のたわしができたことで、どちらのたわしが性能が良いか比較したくなりました。
思いつく比較方法としてケチャップの汚れがいかに取れるかという方法です。
スポンジとの比較も併せて確認してほしいです。
この結果から、明らかにスポンジのほうが汚れを取る性能がよく、ここまでの不便さを引き換えにしてスポンジをやめるのかどうか、葛藤したこともあります。

上記の結果からしても、硬さ、密度が食器用スポンジに影響を与えるポイントと考えたので、紐は家庭菜園用、低密度のたわしを作ることにしました。
自分が編んでいるのは長編みという編み方をしているつもりでしたが、実際には細編み(要するにこれまで作ったものと同じ)方法の亜種?だったようです(笑)
編み方は以下リンクの細編みを参考にしています。
(長編み 編み方で検索したのでまさか細編みが出てきているとは思わず・・・。)

完成後に長編みではないことに気づく(笑)。しかし、当初の目的である低密度を実現することはできたので、目的は果たすことができました。

そしてこれまでの作品との比較です。
今回は泡立ち試験です。
従来作品では、泡立てするのも密度、硬さもあってあまり泡立ちがスムーズではなかったです。
また、ジュートのほうは硬さが悪影響でタッパーの角の油汚れが特に弱かったです。
後は全般的にスプーンなどについて硬くなった汚れはなかなか取れなかったです。
初期の麻紐、ジュートそれぞれに洗浄能力に疑問符がついていたのですが、低密度たわしでは今のところそれらの問題点は感じなくなりました。

これまでの中で、麻紐たわしを取り入れる場合は
・低密度の網目
・柔らかい紐
を使ったものを採用されるとよいのではと思います。
今のところこれで満足感があり、新たな編み方で挑戦してみる、という気分ではなくなりました。

もしご興味があって自宅にも取り入れようと考えている方がおられましたら、参考になれば幸いです。(終了)

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