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Super Ikonta 531型の巻
山に持っていける中判6×9フォーマットのコンパクトなカメラを探していたら、こいつに行き着いた。70年近く前に作られたスプリングカメラ、Super Ikontaさん。このカメラは焦点距離や撮影サイズにいくつもタイプがあって、これは531/2型というやつ。発売当時は家が買えるくらい高価だったらしく、作りが非常に堅牢。今でも十分に使用できるのが嬉しい。
レンジファインダーカメラで、ピント合わせ用窓と撮影範囲確認用窓が別に分かれてる。なので撮影は非常に面倒で、とっさに動きのあるものを撮影したりは出来ない。まあ元々は風景写真用らしいし、こちらもそこまで期待してないから問題ないけどね。というか、この手のカメラは、その手間も含めて楽しむものなんだろうね。
焦点距離は105mmで、これは正直、画角が狭かった。いくら6×9とはいえ、近場の風景写真を撮るにはちょっと手狭。そういう場合は自分がトコトコと下がるしかない。
残念ながら山に行く機会がまだ無いので、近場の公園とかで撮影してる。平地でもこのコンパクトサイズは嬉しい。もっと近代的なレンズのスプリングカメラもあるんだけど、大体6×4.5サイズなんだよなぁ。Super Ikontaは古いカメラだけど、6×9サイズでこの軽さと大きさは捨てがたい。
フジの400Hで撮影するとこんな感じ。曇りの日だったので、ちょっと暗い感じ。
高画質版は、こちら。
このカメラ、好きだ〜。