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メルカリでカラーチェを買った
いつかマンドリンを買うなら、カラーチェがいい。
それも、No.13がいい。
ずっとずっと憧れていた楽器です。
高校大学では、主にギターを演奏していたため、マンドリンは1年足らずしか弾いていません。
社会人団体に入ることもなく、憧れはそのまま思い出になるのだろうと考えていました。
ある日、ふと開いたメルカリに、カラーチェが出品されていました。
しかもNo.13。
年数を経ているとはいえ、写真からはとても良い状態なことがうかがえ、説明文からは、所有者の方が丁寧にこの楽器と向き合っておられることが伝わってきました。
こんな機会、そうあるものではありません。
やがて、無事に届いた楽器ケースを開けると、そこにはまるで新品のようなマンドリンが。
こまやかな螺鈿細工、甘く柔らかな音色、まさにカラーチェNo.13です。
G線の奥深い響き、E線のきらびやかな音、さすがとしか言いようがありません。
購入に当たって、カラーチェの現行モデルを調べてみました。
フレットに螺鈿細工が施されているもののうち、男性的な音色とされるNo.15、華やかな装飾のNo.16 bisも良いのですが、やはり好みはNo.13です。
驚いたのは、スズキがマンドリンから撤退していたこと。
初心者向けのエントリーモデルといえばスズキでしたから。
時代の変化を感じます。
メルカリには1万円を切るようなマンドリンも出品されています。
演奏会に出るわけではないからこういうのでも、とも思いましたが、良い楽器はそれだけで手に取りたくなります。
さぁ頑張って練習しよう。
左手も全然動かなくなってるし、トレモロもまともにできないけれど、基礎練から。
指のポジショニングとか、改めて楽器を持つと分からないことだらけです。
本当に素晴らしい出会い、ご縁でした。
出品いただいた方、ありがとうございました。
大切にします。