母校の演奏会で懐かしさに浸る
毎年5月の連休は、母校の部活の定期演奏会。
忙しい時期だし、卒業して幾年月なので、毎年行こうかどうか迷うのですが、つい足が向きます。
今年で第22回だそうで、第0回から知っている者としては感慨深いものがあります。
我々が現役の頃は、定演なんて夢だったのですよ。
一曲仕上げるだけで精一杯でした。
その夢を後輩たちが実現してくれて、引き継いでくれている。
感謝しかありません。
近年の邦人作品になると全然分からないなかで、アマディ、マネンテ、鈴木静一と、王道の曲ばかり。
懐古主義かもしれませんが、マンドリンっていいよねって思います。
X(旧Twitter)では少しだけしか触れませんでしたが、ラッタの「英雄葬送曲」にはいろいろと思うところがあります。
全国大会には別の曲を持っていきたかったこと。
ギターの6弦を下げるチューニングが好みでなかったこと。
引退してからずっと封印していた曲で、他にもいろいろありますが、それは胸にしまっておきます。
ひとつだけ言えるのは、こんな大変な曲、みんなよく頑張ったねということ。
終演後は、当時の顧問の先生と、先輩とお話を。
今更ながらに、「えっそうだったんですか!」ということも聞けて新鮮です。
あのときの記録は、私がしっかり残しています。
どこかの誰かが、ふと目にとめてくれるなら、そんな幸せはありません。
ミニコンサート、実現したいですね。