事例の街角 フードトラック
【事例の街角】
「明後日は留萌（るもい）に行きます😄」
そう語る店主があまりにも楽しそうで、
ついつい話しこんでしまいました。
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
という映画を観て以来、すっかり気になる存在
となったフードトラック。
以前は出張先の東京で並んでみたり、
その後はいろんなご縁やきっかけから、
お仕事で関わらせてもらったことも
ありましたが、
最近は札幌の街中でも、以前より
頻繁に見かけるようになりましたね。
「ワンハンドピッツァ、美味しそうですね！」
「ありがとうございます😊」
「オススメはなんですか？」
一番人気だというベーコン、チーズ、
ほうれん草のワンハンドピッツァを
焼いてもらう時間で、
いろんなお話をさせてもらいました。
「片手持ちのワンハンドピッツァは、もともと
ナポリピッツァがルーツですか？」
「そうですね〜。自分は開業前まで3年間、フランスのプロヴァンス地方というところにいました。イタリアの近くなんですが、
ナポリピッツァをやっている仲間はたくさん
いて、仲良くさせてもらってます」
「コーヒーも丸美珈琲さんの豆ですか⁉︎
こだわってますね〜」
「コーヒーも、丸美さんと同じ淹れ方で
お出ししていますよ」
「テイクアウトでも、後ろのお店の店内で
食べても大丈夫ですか？」
「はい、大丈夫ですよ！」
テイクアウトと言っても、買った後に
食べやすい場所が近くにあるかどうかは
結構、重要で。
「わざわざ来てもらったら、地元のお客様は
喜ぶでしょうね〜」
「そうですね！地方のお客様は入ったら
凄いですよ！」
コーヒーも、札幌の老舗コーヒー屋さんの豆。
◯◯カフェや◯◯コーヒーとか、道外や海外の
ブランドより、地方のお客様は嬉しいでしょうね。
「そうですよね〜。
都会も変わらないと思いますが、
限られた時間内に行けるお店があるのは、
ホントにありがたくて。
東京で仕事をしている先輩も限られた
ランチタイムはフードトラックを
よく利用するって言ってましたよ。」
「うん、東京は凄いですね！
僕も開業したばかりのころは、
東京で始めましたよ」
「オフィス街ですか？」
「そう！丸の内とか、あの辺りは
凄いですよね！」
と、実際に教えてくれた売上の額が
「そんなにですか⁉️😳」
いやはや、桁が全然違うよ。
はるかに想像を超えた反響です。
そりゃ増えるよ、フードトラック。
「やっぱり固定の店舗じゃない所も
大きいですよね〜。家賃やら人件費やら、
固定の店舗はキツイですよ〜」
「分かります‼️ホント、
そこはデカいですよね❗️
でも、そんなに反響あると、場所の取り合い
とか激しそうですけど、大丈夫なんですか❓」
「あ、そこは全然大丈夫です。
東京にはフードトラックの開業支援を
してくれる会社や、駐車する場所の割り振りも
仲介してくれる業者さんがいるんですよ。
開業して2年経ちますけど、そういう所では
全く嫌なことは無いですね〜」
それ、デカい。かなり、いい。
フードトラックをはじめ、移動販売の開業で
ネックになりやすい所だし、開業をサポート
する環境があるか無いかでは、雲泥の差。
２年ということは、コロナ禍の影響が
直球ど真ん中の影響がある時に
開業したということ。
それでも、笑顔で働ける。
車で片道100キロ超の地方都市にも
元気に向かえる。
いいな、このスタイル。
今からの方が将来性は高いかもしれない。
次のアポまで、あと30分か〜。
この時間なら、カフェや飲食店の
ランチタイムはとっくに終わったな〜。
今日もまた、昼は食べ損ねたか〜、
と思っていた時に偶然、発見しただけですが、
いろいろ興味深い話が聞けました。
フードトラック映画の主人公も
確かモデルになったのは実在の料理人で、
もともとは海外の超一流ホテルの総料理長
だったとか。
もっとも映画のようにクビになった
わけではなく、
「フードトラックの方が、料理もお客との
付き合い方も思ったとおり、自由にできるから」
が独立した理由でした。
腕のある料理人の人なら、むしろ固定の新店舗
より移動式のスタイルで開業したが、
これからは活躍できる業態かもしれない。
立地も北海道なら困ることも少なそうだし。
街中の店舗も、どうせ平日は空いている駐車場
を貸すだけで店内への来店客やフィーの収入も
入ってくるなら、充分win-winの関係になれる。
ワンハンドピッツァも美味しかったし、
5分か10分の立ち話で濃い話も聞けて
大満足でした。
また来ますね〜と言ったのは、
お世辞じゃなく、むしろ本気です。笑
開業支援や販売場所の割り振りを
してくれる都内の会社さんについても
教えてもらえましたので、
もしフードトラックの開業に
ご興味のある方がいましたら、
お気軽にご連絡くださいね〜💁♂️
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