「自己肯定感」ってコトバにモヤモヤする
「子どもの自己肯定感を高める」
「自己肯定感の高い人になってほしい」
「自己肯定感爆上げ〇〇」
最近よく聞いたり目にしたりします。
自己肯定感を上げるために,子どもに自信をつけさせたい
もちろんそうだと思います。
だけど,この「自己肯定感」ってそれでいいの?
ってモヤモヤしてる人,多いんじゃないかな。
SNSではこんなコメントも目にします。
「うちの娘ちゃん,運動会に向けてかけっこの練習をすごく頑張ってたけど3位でした。でもママの中では金メダルだよ!」
わかるけど。。。
3位はママの中でも銅メダルでしょ。
3位を1位にしたらだめでしょ。。。モヤモヤ。
思い通りの結果にならないかと,自己肯定感って下がるの?
失敗したら自信を失うの?
世の中ってなんでもかんでも、毎回成功しないですよね。
そもそも自己肯定感の解釈は多くの学者によって定義されているようです。現在の自分を認めるとか,自己に対して肯定的に評価するとか,自己を肯定的に解釈して生まれる肯定的な感情のことで,積極的に肯定して生まれる,など,いろいろ。。。
つまり、失敗した自分の結果を受け入れて,その過程やチャレンジしたことなど含めて肯定的に捉えて次につなげていけばいければいいわけですよね。失敗をなかったコトにしちゃったり,さっきの金メダル事件みたいに結果をすり替えちゃったりはだめでしょ。そもそも,失敗したら自己肯定感が下がるとかで,失敗させないようにするってのは違うんじゃないか?
って思いますよね。
だから,自己肯定感にモヤモヤするんじゃないかな。
ボクもそうです。自己肯定感を上げるために〇〇にモヤモヤします。
もちろん,自己肯定感は素晴らしいパワーになると思っていますけど。
でも,今の子育て,教育の流れでは,失敗したら自己肯定感が下がるから,失敗しないようにお膳立て。ダメそうならやらせない。失敗してもいいんだよと保険をかけ,それでも失敗したら結果をすり替えて,うまくいったことにする。これで世の中に出てくれば,そんな甘くはないわけで,あっという間に心が折れてしまうのではないか?教育はこれでいいんだろか?
自己肯定感ってそうじゃないですよ!
って,必死に訴えても,何をもって成功とか,失敗とか人によってその基準が違うし,人によってはそりゃ駄目だろ!って思うことも,人によってはそれでいいんだ!となるので,難しい。
何より,何でもかんでも「それいいよ!素晴らしい!」っていっている方が,言われた方は「心地よい」のは間違いない。
だからボクはちょっと視点を変えてみなさんにお伝えしたい。
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ありがとうございます!このコーヒーは新しいアイディアの香りがします!