詩/ミディアムポエム:テーブル
テーブル
夕日を洗うような
四つの滝の真ん中は
いつも
とおい記憶のはきだめだ
水煙は立ち上がり
子どものからだは霞んでいる
白鍵のないピアノは
きっと遊戯にはむかないよ
目のくぼちに手を伸ばせば
水のひと粒ひと粒がいま
渇いていくところだ
砂時計の滝
きみは
いつからそこに
埋まっていたのかな
テーブル
夕日を洗うような
四つの滝の真ん中は
いつも
とおい記憶のはきだめだ
水煙は立ち上がり
子どものからだは霞んでいる
白鍵のないピアノは
きっと遊戯にはむかないよ
目のくぼちに手を伸ばせば
水のひと粒ひと粒がいま
渇いていくところだ
砂時計の滝
きみは
いつからそこに
埋まっていたのかな