#037少女鮫とピグマリオ
ところで,和田慎二先生が亡くなられたのが2011年7月です。
つい最近のことかと思っていましたが,
もう9年も前のことなんですね。。。
最初に読んだ作品はピグマリオです。
超正統派ファンタジーといった内容で,
人間と精霊の間に生まれた少年が大きさの変わる剣を携え,
母の石化を解くために冒険に出ます。
涙あり笑いあり,
出てくる登場人物すべてが魅力的なキャラクターばかりです。
泣けます。。。
今だからこそアニメ化してみては??
からくりサーカスやうしおととらみたいな
長編アニメにできないでしょうか。
NHKの長編枠でも行けそうです。
本当に名作なんですよ!!
その後も魅力的な作品を生み出し,
怪盗アマリリスも大好きな作品のひとつです。
少女鮫が記憶に強く残っています。
タイトル通りハードボイルドな内容ですが、
ひょんなことから傭兵部隊で育った少女の物語です。
これもまた魅力的なキャラクターのオンパレードです。
遺作となった傀儡師リンも最後まで読みたかったです。
何よりも
風呂敷を広げてしっかりたたみきる力といったら
他の追随を許さぬ力を感じます。
亡くなられてしまったのが本当に残念でなりません。
いつか子供に読ませたい作品群の一つです。
ノンフィクションとフィクションのボーダーラインっ!
(20200822作成記事)