冬至(二十四節気)・乃東生(七十二候)と万年百事大吉
12月21日頃は二十四節気では冬至(とうじ)です。暦便覧には『日南の限りを行て日の短きの至りなれば也』、七十二候では「乃東生(なつかくれくさしょうず)」、夏枯草(うつぼぐさ)が芽を出す頃という意味です。冬至にはカボチャを食したり、柚子湯に入ったりします。大きな柚子や柑橘は大吉を表し、文人華でも万年青と百合、大柚子や柑橘の取り合わせで「万年百事大吉」という雅題があります。柘榴を添えることもあります。雅題の通り、お正月や婚礼などめでたい席によいといわれています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?