自分的にアツすぎる秋ドラマまとめ
ドラマは結構観る方で、大体9,10時台の地上波のドラマは一通りチェックし、面白そうなら継続するという感じ。
今放送中のドラマで自分的にこれはアツい!となっているのを挙げてみる。
無能の鷹(金曜夜11:15~テレビ朝日)
翌日にNetflixで観てる。原作もちょっとだけ読んだけど、めっちゃ面白い。
すんごく仕事できそうなのになにもできない新入社員・鷹野を菜々緒が演じる。
なにもできないのにまったく気にしていない鷹野の姿勢に勇気をもらえる。
「会社が私を必要としているかは考えないことにしているの。だって、私がこの会社を必要としているから」
あと、「すんごく仕事できそう」という設定が、菜々緒のビジュアルによって最高の説得力を獲得したのが、ドラマ化して本当に良かった点。
カフェでペン回しする女子高生をガン見してペン回しに挑戦し始める菜々緒とか、他でみられないでしょ。お腹痛いわw
なにもできないようでいて、鷹野と一緒に行動すると他の社員がなぜか契約を取れたり、能力があるとかないとかって、既存の基準では測りきれないものなのかもしれないなあと考えさせられるドラマでもある。
海に眠るダイヤモンド(日曜夜9:00~TBS)
まだ一話しか観ていないけれど、豪華なキャストと壮大なスケールに圧倒されっぱなし。
脚本 野木亜紀子・演出 塚原あゆ子 という『アンナチュラル』『MIU404』『ラストマイル』のコンビで、期待しかない。
主演は神木隆之介で、戦後間もない端島(軍艦島)の青年と、現代のホストの一人二役を演じ分けている。この二人の関係は?ホストの前に現れた謎の老婦人は誰なのか?考察が捗る。
端島のセットが本格的で、いつかセット紹介動画とか出してくれないだろうかと期待。
噓解きレトリック(月曜夜9:00~フジテレビ)
嘘を見破れる特殊能力ゆえに村を追われた鹿乃子は、探偵の左右馬(そうま)と出会い、助手になる。
二人で事件を解決していく物語。
少女漫画が原作らしい。
このドラマで「メロい(メロメロになるほどかっこいい)」って言葉の意味を知った。
鈴鹿央士がとにかくメロい。
昭和初期の設定で、古風な三つ揃えスーツ着た鈴鹿央士がメロすぎる。
童顔で長身は困りますね。困ります。
特殊能力のせいで人に嫌われる経験を重ねてきている鹿乃子のことをまるごと受け入れている左右馬というのも、ますますメロい。
月曜夜は胸キュンするのがよい週初めでしょう。
チ。地球の運動について(※アニメです。土曜夜11:45~NHK)
Netflixで観てる。
アニメはあまりチェックしない方だけど、原作漫画が絶賛されていたので観てみた。
キリスト教会が天動説を支持し、地動説を唱えるものは異端とされ、改心しなければ処刑される。
そんな時代にそれでも地動説という「真実」の追求を止めなかった人々がいた。主人公は一人ではなく、死して次の人にバトンが渡されていく。
本当にあるか分からない天国を信じて今を半端に生きるのか、それが本当に幸せなのかと問う。
自分は割と、時間的なスケールの大きな作品が好きなのかもしれない。
サカナクションのオープニングテーマもとても良い。
最初聴いた時、「サカナクションにインスパイアされた若いアーティストの曲かな?」と思ったら、サカナクションだった。それくらいなにか新しいものを感じた。
他にもまあまあ面白い、これから面白くなりそう、というものをkeepして観ているけど、現時点で確かな手ごたえがあるのは上に挙げたものたち。
あと大河も観てるよ。