![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55627406/rectangle_large_type_2_f1c2e0ae52380b629468f9ab4a6205a9.png?width=1200)
シルク・絹素材の洗濯について
こんにちは。ちみです。
気に入った服の生地にシルクが入っているのが分かったら
購入を悩んでいたり、購入後にどうやって洗濯しようか悩みますよね。
シルクって普通に水洗い洗濯機で洗濯したらどうなっちゃうんだろうという
疑問を少しでも解決できたらと思います。
シルク100%素材に関して基本的に洗濯機での洗濯はNGです。
水洗い可能な加工をしているものは別として洗濯機で水洗いしてはだめで
す。
シルクは摩擦に弱く、表面が傷つきやすいので毛羽立ちしやすいです。
極力クリーニング屋さんでドライクリーニングしてください。
でもドレスなどたまに着るものはクリーニングに出したとしても
日頃着用機会が多いインナーウェアやパジャマをいちいちクリーニングに
出してたらお金がもったいないと感じる方は
極力生地に負担がかからないようにこすらずに中性洗剤の入った冷たい水を
通すくらいの洗濯をしていただければと思います。
乾かす時も太陽光には絶対当てないでください。色が黄ばんだり、あせが
発生します。
洗濯時や着用時のひっかけ問題など取り扱いが難しいシルクですが
遠い昔から使用されているだけあり
肌に吸い付くようなドレープ感や紫外線を吸収する効果があったりと
シルクにしか発揮できないメリットも多々あるので
あまり良くないイメージを持つのではなくうまく取り入れながら
着用できるといいですよね。
私もシルク100%の下着を着用試験してみたり、
シルク20%混ざった生地を作り着用試験してみたりしてみましたが
シルク100%の下着は毎日の洗濯でガンガン洗って使用してみたところ
20回着用したところで元々の色もなくなり、
生地の風合いもぱさぱさになってしまいました。
シルク20%綿80%の生地でも同様の扱いで着用してみましたが
多少の毛羽立ち等は発生しましたが着用の頻度を調整すればまだ
日常的に着用できるのではないかと思います。
やはり取り扱いが難しいシルク生地ですがシルクにしかない特徴もあるため
特徴を生かしながら取り扱いがしやすい生地を作成する必要があるため
今後製作するサンプル生地に反映させていこうと考えております。