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働かないオジサン達へ
皆さんの周りに働かないオジサンいませんか?
「いつも席にいない」
「席に座っていてもネットサーフィンばかりしている」
「自分からは何もやろうとしない」
そんな、働かないオジサンも新入社員のころからそうだったのでしょうか?
おそらく、そうではないはずです。新入社員の頃は、社会に貢献できる喜びを感じて、目をキラキラ輝かせていたはずです。
なぜ、目をキラキラ輝かせた新入社員が働かないオジサンになってしまったのか。私なりに考察してみました。ぜひ、ご覧ください。
成果がなくても給料があがる
最近、「三井住友銀行が年功序列廃止」というニュースが流れていました。
優秀な人材を確保するために20代で年収2000万円も可能な異例の人事制度改革を行うようです。
日本を代表するメガバンクの大胆な制度改革は今後他の企業へも波及していくことになるでしょう。
これまでの日本は成果に応じて給料が支払われるのではなく、勤続年数に応じて給料が支払われてきました。
お客様に罵られても、上司に怒られても、成果がでなくても我慢して会社に居続ければ給料が上がっていったのです。
昇給は我慢への対価でした。
この価値観が若い頃から染み付いている働かないオジサンは成果を求められる世の中に変化に対応できず「働かないオジサン」という烙印を押されてしまったのです。
しかし、人事制度や評価基準などの変化に翻弄される働かないオジサンへの同情を禁じ得ません。ぜひ、若い方々には働かないオジサンを温かい目で見守ってほしいものです。
自分で仕事を作った経験がない
働かないオジサンは仕事は与えられるものという価値観が強いように思います。彼らの若い頃はその価値観でも問題なく生きられたのでしょう。
しかし、国内の経済力も世界的な競争力も弱くなっていくこれからの日本では自ら仕事を作っていかないと生き残れないのです。
既にある仕事はルーティン化されており人間がやらなくてもAIやロボットで十分仕事ができる世の中になっています。
AIやロボットに置き換わっていった結果、働かないオジサンのやる仕事がなくなり、より働かないオジサンになってしまいます。
そうならないために、自らの感性をフル稼働してクリエイティブな発想を生かして新たな価値を生み出していくしかないのです。
毎日毎日同じルーティンを繰り返すのではなく新しいことにチャレンジして自らに刺激を与えるしかありません。
今まで行ったことがないところに行ってみる。
今まで食べたことがないものを食べてみる。
今まで会ったことがない人に会ってみる。
今までやったことがないことをやり、心を動かし感性を磨けば
働かないオジサンを抜け出すことができるはずです。
周囲とうまくやっていけない
人間、年齢を重ねると頑固になり、プライドが高くなる傾向があります。
そうなると、周囲とコミュニケーションをとるにしても相手の話を頭ごなしに否定をしたり、相手の話を聞かずに自分の話ばかりします。
そのうち、周りから人が一人また一人と消えていきます。
仕事は一人ではできません。人が集まらない人には仕事の話も来ません。
結果的に働かないオジサンの完成です。
そんな、誰も相手にしてくれない働かないオジサンは後輩を無理やり飲みに誘って、過去の自慢話をしたり、お説教をして普段の憂さを晴らします。
その結果、働かないオジサンの周りからは、ますます人が消え、誰もいなくなります。
孤独です。
そうならないために、しっかりと相手に話を聴いてください。
途中で口を挟んだり、頭ごなしに否定をするのではなく、
相槌をうちながら最後まで相手の話を聴いてください。
人生の先輩であるあなたにしっかり話を聴いてもらえた後輩は
あなたのことを尊敬するようになるでしょう。
徐々にあなたの周りにも人が増えてくるはずです。
まとめ
私は働かないオジサンを否定したいのではありません。エールを送りたいのです。
もう日本には後がありません。このままいくと日本は世界の後進国に転落してしまいます。国内で足の引っ張り合いをしたり、サボったりしている場合ではありません。
働かないオジサンにはこの記事を読んで目を覚ましていただき、これまで培ってきた経験を生かして、日本を引っ張っていく先頭に立っていただきたいのです。その背中をみた若者はきっとこの国に希望を見出すはずです。
ここまでお読みいただきいただきありがとうございます。感謝いたします。