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たまに投げるならこんなボウリング場「たまなげ!」 217 福島・すまいるボウル

はじめに

このシリーズでは、特色のあるボウリング場を300場を目標に紹介していきます。もちろん、こたつに入った想像ではなく、実際にそのボウリング場でプレイしたものをお伝えします。

概要

福島県ではいわき市とほとんど並び、福島市を超える人口である郡山市のボウリング場です。

この店舗、もともとはVEGAの店舗だったのですが、他のVEGAと大きく違っていたのは、そのHPでの扱われ方。
他のVEGAのボウリング場は、本店の八千代台も含めてボウリング場が紹介され、そこのプロショップとしてのVEGAもある、という書かれ方でした。
ですが郡山だけは、プロショップVEGAがあって、よくページを見るとその中にもレーンがあるよ、という書かれ方だったのですね。なのでVEGAとして営業していた時も外の看板にボウリング場っぽい表記はありませんでした。

ですが昨今のVEGAの状況により撤退するところ。利用者に当時小学生のボウラーがいたのですが、この店舗以外にある郡山のボウリング場は、一つはラウンドワン、もう一つは激安だけど遊び系のアミューズパークで、まともに投げられるところが近隣に無くなるということで、そのボウラーの親が動き、ボウリング場を買い取り2024年3月に引き継ぎオープンした、という極めて珍しい開店経緯を持つことになりました。

なお、VEGAとしての開店も2022年3月と新しく、令和開店のボウリング場の一つということにもなります。VEGAが開店するさらに以前のここはゲームセンターでした。

それもあって、このボウリング場は元の床の上にレーン機材を置くという形。神栖ボウルもそうですし、そのような作りのボウリング場増えていますね。レーン数は8レーンと少ないのも上記の経緯を理解していれば納得です。

2024年6月時点では日本ボウリング場協会非加盟、JB公認競技場にもなっていません。

1ゲーム600円の設定。3ゲームパックは1500円、5ゲームパックは2500円となっていて、それほどパックでも安くならないのですが、これも開店経緯を考えれば分かるところです。また貸靴は300円となっています。

JR東北線・水郡線の安積永盛駅から徒歩10分ほどで、公共交通機関での便もけっこう良い場所です。駐車場も無料でもちろんあります。

なお、ここは店内土足禁止となっていて、入店時に店内サンダルに履き替えます。

オートスコアラー

NTTデータルウィーブのwithALで、ストライク等のアニメーションは青い生き物のものです。またこのボウリング場にはレーン上のスコアモニターが設置されておらず、ボウラーズベンチ上のモニターのみでの得点表示となっています。

レーンコンディション

オイルは多めです。なので全然曲がってない感じがあります。

ピン飛びは、隅へのヒットだとあまり飛ばず、ヘッドピンを飛ばせるエリアが若干他より内向きな気がします。
ただ飛びではないんだけれど倒れたピンがレーンで粘ってくれることが多かったためか、スプリットはベイビーが1回出ただけだったんですね。結果的にそうなっただけということかもしれませんが、安定すれば結果が付いて来そうなところでした。

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