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再建は手探りにも手探りすぎて・・・

最近、ぜんぜん余裕がなくって、実家のことを考えながら同時並行で日常を過ごす(働く)ことにすごく疲れてて、ピリピリしてしまう。丁寧な言葉を使う余裕もなくて、自分の発した言葉に後から落ち込んだり、相手の言葉に敏感になったり。ちょっと疲れたな、休みたいなと思っている。もうちょっと落ち着いたら、この時不安定になってたなとか思い出話になると信じて、ちょっと弱音と共に書きはじめます。

2024年の能登半島地震から8ヶ月が経過しようというところ

地震発生から時間が経過し、ニュースやネットではもうほぼ「能登半島地震」という言葉を聞かなくなったし、ほぼ言わなくなって、時間が経つにつれて支援の手が減っていくかんじ、興味関心が遠のくかんじをSNSへのリアクションから感じてる。

発災直後には、多くの方から温かい励ましのメッセージをいただき、でも進べき先が決まっていなくて、どうすればいいかわからなくて、差し伸べてくれた手を「しかるべきときにまた連絡させてね!」と遠ざけてしまった。

あれからいろんなことが決まって、なんとか着工。(SPECIAL THANKS.我らがVUILDメンバー、そして関わってくださっている皆様)
ただいま基礎工事中。

地盤沈下と液状化の懸念

再建計画を進める中で、新たな問題として液状化の可能性が浮上した。地震の影響で地盤が沈下しており、液状化しているのではないかということで、正式に地盤調査を業者に依頼。理科の授業で習ったかな?なボーリング調査を解体が進む中で実施し、その結果を待つ日が続いた。

液状化しているとなると、話はぜんぜん変わってくるようで、

1、まずその土地に建てるのかを考え直す必要がある
2、その土地に建てるなら、地盤改良が必要になるよ
3、地盤改良といってもいろんなやり方があるよどれにする?
4、コストもピンキリだね、でもどれも地震に対しては保証ないよ

という、なんだか正解がない決断をしないといけない

調査結果によれば、地下7mから7.5mの深さで液状化の「可能性がある」と。地盤調査って「可能性がある」って結果の出し方なんだって。50万円もかけた地盤調査にもかかわらず、なんとも曖昧な結果に少し戸惑い。

調査結果をもとに、VUILDと地盤改良会社が、どんな地盤改良方式が良さそうか、検討を進めてくれた。

そんな検討しているときに、行政からもあらたな支援が発表された。「羽咋市被災宅地等復旧支援事業補助金」。なんか被災者の負担も大きい気がするけど、ないよりかはあって大変助かる補助金。

そんな感じで行政から支援や補助金が新しくできたと思ったら、いろんな民間の支援は終わってるんだね・・・という事態

能登地方でNESTINGを進めるにあたって、積雪荷重に対応する新しいモデルを開発したり、VUILDメンバー稼働費をどうしても捻出しないといけなくなってきた。沼田家でそこを負担すると住宅建設費高くなりすぎて、そもそも予算オーバー。そこでクラウドファンディングの計画を進めて始めた。

発災直後からSNSで良くみかけた被災地支援のクラファンページ。いろんな団体や個人が災害関連プログラムでのプロジェクトを立ち上げていた。わたしもしかるべきタイミングにやることになるかもな・・・と眺めていたんだけど、いざその時になると手数料ゼロ支援がすでに終了していた・・・。

もし、今後また大きな震災や災害が起きてしまって、先立つお金が必要になるなら、なにごとも早めに行動するのがよいという教訓をここで。

▼絶賛準備中のクラウドファンディングは9月上旬より公開予定です!
こちらからもあたたかい支援お待ちしております。

支援のかたち

私の実家は、VUILDの支援により、素人でも自分達で家を建てられちゃう家「NESTING」での再建を決め、動き出せてはいたが、実家の再建は手探りにも手探りすぎて、時間があっという間に8カ月が過ぎてしまった。

もう忘れかけた頃かもしれませんが、改めて?正式に?
石川羽咋(はくい)まで家つくりを手伝いに来てくれる人いませんか?

NESTINGでつくる家は、
家づくり、拠点づくりにチャレンジしてみたい、という人なら、誰でもウェルカム!DIY経験のない女性や、お子様も参加していただいてOK。

とはいえ、作業を進める人手としては、なるべく丸一日作業に集中出来る人に来ていただけるのがベストです。

ひとまずセルフビルドな家づくりに興味のある方はLINEグループへ。

まだ日程などが未確定な部分もあるのですが、とはいえ時期迫る、というかんじなので取り急ぎ、タイミング合えば行こうと思っているよ!という方にLINEグループに参加していただき、情報を都度更新させていただきながら、来れる日の日程調整をさせていただければと思っていますm(__)m

※はじめましての方へ
まずはこちらのGoogleフォームで簡単な質問にご回答をお願いいたします。
個人邸プロジェクトのため、来ていただける方の情報を事前に知っておけたらと思っております。確認後こちらからご連絡(LINE)をさせていただきます。お手数ですがよろしくお願いいたします。

※すでにLINEでつながっている方へ
こちらのQRコードからLINEグループに参加をお願いします。
グループ内に参加日程がわかるイベントを立ち上げ、だれがいつ来るかの把握をさせていただければと思っております。また、来ていただいた方との写真のシェアにも使わせていただければ幸いです。

※絶対に悪用しないでください。

自分たちが発信しないと、能登で起きたことがなかったことになるんじゃないかという不安が最近すごいので、にぎやかしにきてもらえると嬉しいです。

次どうする?にあたたかい支援を。

仮設住宅に入るまでは、なんだかんだでなんとかしてもらえる。でも、その後。家どうするか、今後の暮らす場所はどうするか、「次どうする?」を被災者自身が自分で決めるしかない。これがかなり難しい。

能登は今、そんなフェーズに来ているかんじ。

少し早く動けた分、どんなことを検討したかとか、なにから始めたらいいかとか、共有できることがあればお力になれればと思います&力になれる人が周りにいそうなので、ご連絡ください。

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