沼田汐里|VUILD

VUILD PlaceLab 所属。ものづくりワークショップ・イベントなどを中心に、ハードとソフトをつなぐ場づくりの企画・設計・運営に関わっています。より多くの人が「つくること」を体験するきっかけやはじめの一歩となるような場をつくっていきたいと思っています。

沼田汐里|VUILD

VUILD PlaceLab 所属。ものづくりワークショップ・イベントなどを中心に、ハードとソフトをつなぐ場づくりの企画・設計・運営に関わっています。より多くの人が「つくること」を体験するきっかけやはじめの一歩となるような場をつくっていきたいと思っています。

マガジン

  • 能登地域に対して僕たちVUILDにできること

    被災者の心を、ものづくりで建て直す。VUILDがはじめた復興プロジェクト

最近の記事

みんなでつくる「Co-Building」住宅キットNESTINGで自立再建を目指す”つくり手”というあたらしい支援のかたち

これまでの流れ つくることを自分たちの手に戻す震災後、仮設住宅は各地で建ち上がり、一時的な生活の場所は確保でき、どのようにして日常を取り戻していくか、またどのようにして住まいを再建していくか、復旧から復興のフェーズに現在移行しつつあると思っていた矢先の豪雨。二重被災した地域も多くある状況です。 特に今回の能登の二重災害においては、高齢化・過疎化の進行する半島部の市街地や集落が被災地となったこと、建物の倒壊だけでなく、火災、津波、液状化、さらに水害など多様な被害が重なり、広

    • この度、クラファンに挑戦します(9月5日12時START)

      9月5日(木)~10月5日(土)の1か月間、 クラウドファンディングに挑戦します。 《最初の5日間が勝負らしいので、シェア・拡散・ご支援の協力をお願いします🔥》 https://readyfor.jp/projects/vuild-fukko これまでのこと 1月9日、ようやく実家から関東に帰ってこれて、VUILDの新年会に遅れて参加したとき、あたたかい声をかけてくれて、みんなの顔を見て、すごくホッとしたのを今でも鮮明に覚えています。 あの日から、VUILDでもなにか

      • 再建は手探りにも手探りすぎて・・・

        最近、ぜんぜん余裕がなくって、実家のことを考えながら同時並行で日常を過ごす(働く)ことにすごく疲れてて、ピリピリしてしまう。丁寧な言葉を使う余裕もなくて、自分の発した言葉に後から落ち込んだり、相手の言葉に敏感になったり。ちょっと疲れたな、休みたいなと思っている。もうちょっと落ち着いたら、この時不安定になってたなとか思い出話になると信じて、ちょっと弱音と共に書きはじめます。 2024年の能登半島地震から8ヶ月が経過しようというところ 地震発生から時間が経過し、ニュースやネッ

        • 「被災した」あの日から3カ月。現状と前に進むための行動②

          前回の記事を出してから、自分がどんな立場で発信したり、行動を進めていけばいいか、いろいろ考えてしまい筆が進まなかったため2カ月ぶりの更新となってしまいました。 いろいろと進展があったり(なかったり)するので、2月1日から現在までの進展や情報などを記録的に書き留めておこうと思います。 罹災証明の判定結果「全壊」申請から約1カ月経った2月2日、罹災証明書がようやく発行され「全壊」の判定を受けました。「全壊」と言われると潰れちゃっていることを想像すると思いますが、そうじゃなくて

        マガジン

        • 能登地域に対して僕たちVUILDにできること
          6本

        記事

          「被災した」あの日から1ヶ月。現状と前に進むための行動①

          2024年1月1日。お正月。 石川県能登半島を震源に、大きな地震が発生しました。 私の実家は石川県羽咋(はくい)市。千里浜という車で走れる砂浜がある場所です。年越しは実家で過ごすのが恒例で、今年も年末から帰省していました。(写真は震災2日前の2023年12月30日撮影) ここからは私と家族のこの1ヶ月間を、なるべく家族以外の人から聞いた情報を混在させずに自分の経験を元に書いていきたいと思います。(端折って書いている点がたくさんあるので、言葉足らずな表現になっていることお許

          「被災した」あの日から1ヶ月。現状と前に進むための行動①