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DIE WITH ZEROざっくりすぎるまとめと感想

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
ビル・パーキンス 著 児島修 訳
ダイヤモンド社


この本に向いている読者

・20代から30代の若い人、もしくは50代から60代の資産がある人
・お金を貯めることが楽しくて仕方ない
・節約してとにかく将来のために備えることばかり気になる
・貯蓄を家族のために遺産を遺したい

この本のざっくりとした内容

・みんな使い切れないくらいのお金貯めすぎ
・もっと有意義なことや使うべきタイミングがある
・ある程度はきっちり使って死のうね

若いうちに生きたお金を使う

本書を読むとお金の使い方・貯め方の考え方が変わり、経験の価値がわかるようになります。
若い人が読むと今後の人生の参考になるはずです。
若いうちは健康で体力があります。
お金を使っていろんな体験を力の限り楽しめる、人生において素晴らしい時期です。
決して「何でもいいから金を使え」と言っているのではなく、今しかできない(と思われる)経験にお金を使うことを推奨しています。

お金と時間と健康と

年齢とともに体力や健康は低下します。
「将来、定年後の楽しみに取っておく」と考えている人がいますが、それで本当に楽しみを味わえるでしょうか。
また若いうちは失敗しても立ち直りが早いですが、年を取ってからの失敗はいろいろとダメージが大きいです。
そもそも挑戦しようという気持ちにならないかもしれません。
本書は「お金から楽しみを引き出す能力は年々下がっていく」と表現しています。

将来に備えてのお金

「病気になったときに備えてお金を貯めたい」
「お金を家族に遺したい」
そんなふうに考えて資産を貯めている方もいるでしょう。
必要と思われる金額を貯めておくことは大切です。
その金額については計算である程度求めることができます。
本書では病気について「健康のためにお金をかける重要性」を説いています。
資産を遺すことについては「子供がお金の価値を引き出せる若いうちに生前贈与すること」を提案しています。

まとめ

本書では「お金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高め、中年以降は健康と時間が重要だと書かれてあります。
私のような資産のない人間でもまだ時間はあるし、今はそれなりに健康です。
残された時間を計算しながら「これからをどう生きるか」を考えたくなる本でした!


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