「上達」こそが喜びだと気づいた話

長い人生を生きていくには、日常の中でたまにでいいから何かしらの喜びを感じる瞬間がないとやってられない。辛い出来事は望まずとも自動的にやってくるものだし、それを打ち消すような「楽しい!嬉しい!」みたいなことが必要なのだ。

自分にとってのそういった喜びの正体が「上達」なのだと最近気づいた。気づくきっかけとなったのは転職活動だ。

転職活動を始めるまでは、休日はブログを書くか、車を運転してどこかに出かけるかのどちらかをすることが多かった。けど、転職活動をし始めてそれらをやる暇がなくなった。最初の1か月くらいは履歴書・経歴書の作成に、企業リサーチに、WEB面接にてんやわんやだったのだ。

しかし、各企業での選考が進んでいくにつれて、徐々にやることが少なくなっていった。でも、まだ気分は転職活動モードなので休日にブログやドライブに打ち込もうとまでは思えない。正直疲れもたまっていた。気分も下がり気味だった。

転職活動開始から2か月ほど経った先日、久々にドライブに出かけた。久々の運転だったこともあり、やや緊張しつつ目的地に向かい、練習中だった直角バックにも挑戦。なんやかんや無事に帰宅した。

その日はすごく充実感を感じられた。転職活動に手いっぱいで得られていなかった「上達」の喜びが得られたからだと思う。

今後も忙しい時期というのはやってくると思う。じゃあ、そんなときにどうすれば上達を感じ、充実感を持って生きることができるのか。

やっぱり対象は何でもいいから自分なりの課題感を持って毎日を生きることが大切なんじゃないかと思う。たとえば、毎朝どうすれば美味しくてきれいな目玉焼きが作れるかを試行錯誤する。掃除をするときに毎回タイマーをセットして効率化を図る。

どんなに忙しい時期であっても必ず毎日やることはある。そこに企みをのっけることで、毎日がちょっと楽しくなるのではないかと思う。どんなところにも「上達」の喜びを見出していけるようにしたい。


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