Batocera.linux 37 ソース追跡開始
Batocera.linux ってなんじゃらほい?
…って人には無用な記事なのですが、
とりあえずどんなものかはGitHubでまとめてあるのでそっちで。
興味なかったらお帰りよろしう。
前回の経緯
いろいろありまして
拙作 NullPopPoCustom を移行する趣旨での Batocera 36 ハック
本家Batoceraへの提供を可能にする趣旨での Batocera 37 ハック
のブランチ2系統で作業を進める方針が固まったところ。
最新版どんなん?
4/22時点で

既にmasterが遠い…
しかも別の枝に伸びてて、既に Batocera 36 系列との共存は無理。
というわけで、今の origin/master に近いとこから別途用意しましょうか。

ちょうどソースがまとまっているので、
最新そのまま拾ってきちゃいましょう。
(下の方みたいにごちゃついてるところからの取得は避ける方針)
というわけで、新ブランチ MiniFix37 を用意しました。
まずビルド確認をば。
なお、メジャーバージョンの枝が違うソースのビルドを混ぜると
構造壊れることがあるようなので、作業ディレクトリも分けときます。
では、ビルド開始。
(…数時間後…)
何故かログアウト状態。
おそらく強制再起動されたようだ。
んなWindowsのダメなところ真似せんでも。
再度ビルド開始。
案の定、中間状態が中途半端なようでエラーで進まない。
output/x86_64/build/ にある該当ディレクトリ一旦削除で復帰。
(…数十時間後…)




ソースは公式で入手可能な御様子
hashとれないので BR_NO_CHECK_HASH_FOR に加えたのと
autogen.sh ないので外したので (ちと不安)
一応通ってはいる。

で、ビルドは通った
では更新と思ったら…

ビルド成果のイメージが
output/x86_64/images/batocera/images/x86_64/boot.*
にあるので、これを
output/x86_64/images/batocera/images/x86_64/x86_64/beta/last/boot.*
にもってく。
で、 batocera-upgrade 成功。
…あれ?
よく見たらpath変わってるの Batocera 36 もか。
そういえば前回はbatocera-upgrade使わずに直接USBメモリに
インストールしたんだっけ。
今回の成果
最新ソースを追跡できるようにはなった。
こちらは本家Batoceraへのパッチ提供用に使う。
今後の予定
従来のNullPopPoCustom更新部のうち、公益性の高い箇所を見繕って
Batocera36ベースで移植しつつ、Batocera37側にも適用していくのだが、
まず今回発生した問題2つ
- pm-utils リポジトリ消失問題
- batocera-upgradeで404問題
は双方とも公益性が高いのでそれぞれ本家Batoceraへの
パッチ提供対象に加える。