ぬるぽっぽ工房

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最近の記事

MKKKKKSプログラミング構想

MKKKKKSとはMaido Kobetsuni Kaitenaide Konogurai Kyoutsuu Kinouni Shitoke の略です。 思いっきりベタですね。 とりあえず、Cの文字列処理ってめんどいよね メモリ管理が別途要るところとか。 0終端前提とか。 なんでいちいちfopenとかやってんの ちょっとしたファイルひとつ読むだけなのに まずfopen書いて、ファイルサイズ調べーの、メモリ確保しーのと。 しかもエラー対応までそれぞれ要素別にとか。 …

    • Git: 大規模更新と大規模ハックの交錯

      今回は単純にGitの話で、初めての人もいるので改めて説明いたしますと、 私が2年ほど前にいぢり始めたのがBatocera32から。 これがあまりに魔改造が過ぎまして、mergeとかもはや無理。 (33~35あたり部分的に適用はしてたですが) で、古いパッケージが消滅しててビルド不能とかいった事情もありまして この度は現行のBatocera38まで無茶mergeを敢行せざるを得ない事態。 (試しにブランチを比較してみたあなた、膨大な外部パッケージもあるわけで こんなもんじゃ済

      • Batcera.linux: ファイル名扱いあれこれ

        前回まで魔改造を一気に進めてきましたが、ここで一旦クールダウン。 今後のハックに先立って準備しておかなければならないところありまして、 今回はファイル(というかpath)の扱いについて解説を入れときましょうか。 ここでもいくらか機能強化入れてますが、大したものでもないので 今回は無料にしときます。 このあたりの処理について、C#(というか.NET)ならちゃんとした ディレクトリ単位で扱える公式機能が用意されているのですが、 今回はC/C++なので頑張って通常の文字列で扱って

        • Batocera.linux: 28ボタン対応 Part 3

          前回、RetroArchを頑張って28ボタンに対応しました。 しかし、コア側にも越えなければならない壁がありまして、 今回その部分を続々対応させていきたいところですが、 従来のNullPopPoCustomには他にも多くの独自機能があり、 それらの移行がまだ済んでいません。 というわけで、今回は28ボタン対応だけで済むNintendo64コアを 対象に進めていきます。 なお、前回同様ハック部分は有料となります。 mupen64系コアlibretroじゃない方のコアは3種類あ

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          Batocera.linux: 28ボタン対応 Part 2

          前回は、EmulationStationだけ28ボタンに仮対応しました。 ただそれだけでは実際に使えるコアが限られるので、 一番のキモであるRetroArchへの対応を進めていきます。 今回は中身が濃ゆいので有料となります。 (作業ブランチこんなだし) 主に、エミュレータを改良してみたい人向け。 なお、EmulationStationはC++ですが、RetroArchは素のCで いろいろややこしい上、ソースファイル行数普通に 4桁とかあるので覚悟よろしぅ。 まず公式パッチ

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          Batocera.linux: 28ボタン対応 Part 2

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          Batocera.linux: 28ボタン対応 Part 1

          従来のNullPopPoCustomは16ボタン仕様ではありますが ・24ボタンコントローラの存在発覚 ・SteamDeckの20ボタン+2ハット といった事情を鑑みまして、この際現行で対応可能なフル実装の 28ボタンに対応してしまおうと画策する。 ボタン内訳 ・標準12ボタン ・HOTKEY用 (ここまで公式互換) ・CZボタン用 ・MENUボタン用 (ここまで従来のNullPopPoCustom) ・LR4~5 (SteamDeckの背面ボタンを意識) ・G1~8 (

          Batocera.linux: 28ボタン対応 Part 1

          24ボタンだと…!?

          JC-DUX60BK まず外観としてこれだけあっても右表側4ボタン LR系3つも増えてる SELECT/START/HOME相当のボタンがない いかにもとってつけたような追加8ボタン 試してみた操作性として意外と悪くはない。 しかし、ストⅡ配列じゃないのが根本的にダメなところではある。 いかにもとってつけたような追加8ボタンについては、 ホットキー用と割りきっとけば問題ない。 しかし、ストⅡ配列じゃないのが根本的にダメなところではある。 (大事なことなので二度いい

          24ボタンだと…!?

          Batocera.linux: batocera-wine 特集

          前回、ゲーム設定の仕組み解説に添えて、 batocera-wine向けのハックを施してみました。 今回、せっかくなのでbatocera-wineの中身を覗いてみましょう。 前回同様、 Batocera.linux に興味なかったら 有料部分は購入しないでお帰りよろしう。 なお、batocera-wineの中身は単なるシェルスクリプト だったりするので、普段shファイルをよく扱っているならば 説明せずとも理解は可能と思われますので 購入するメリットもないでしょう。 というこ

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          Batocera.linux: batocera-wine 特集

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          Batocera.linux: ゲーム設定の扱い

          前回までに各パッケージのハックにも対応したところで、 今回はゲーム設定の構成をいぢくれるようにしときましょうか。 前回同様、 Batocera.linux に興味なかったら 有料部分は購入しないでお帰りよろしう。 また、今回の主役はbatocera-es-systemとbatocera-configgen になります。このあたりの動作が理解できているのであれば 購入するメリットもないでしょう。 ということで。

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          Batocera.linux: ハック工程の解説

          前回はビルド工程に加え、Batocera本体リポジトリの ハックを伴うカスタムビルド方法を説明しました。 今回はEmulationStationなど、別のリポジトリにある ソースのハックに対応していきます。 前回同様、 Batocera.linux に興味なかったら 有料部分は購入しないでお帰りよろしう。 また、以前GitHubに書いた雑な説明で理解できている のであれば、購入するメリットもないでしょう。 ということで。

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          Batocera.linux: ハック工程の解説

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          俺達は未だメタバースを知らない

          小生、現在はBatocera.linuxカスタムの方に注力しておりまして、 故に停滞中ではありますがもうひとつの大きな野望として メタバース環境の整備があったりします。 で、メタバースいうたら去年ほどより単語一人歩きの挙句 早くも既にオワコンな様相になっているわけではありますが… とりあえずMetaが悪いアレな。 断じてアレじゃないんだ、顧客が本当に必要だったものは。 ウチらが目指すべきメタバースとは単純明快、現実逃避の場でして 周りにかわゆい女の子はべらせて延々とイチ

          俺達は未だメタバースを知らない

          Batocera.linux: ビルド工程の解説

          大量のオープンソース資産を活用しつつ、 マルチプラットフォームにも対応する 巨大プロジェクト故に一筋縄ではいかないところです。 とりあえず、順を追ってみていくとしましょうか。 なお、Batocera.linux に特化した内容です。 これがどんなものかはGitHubでまとめてあります。 興味なかったら有料部分は購入しないでお帰りよろしう。 有料部分には、ビルド工程の大雑把な説明と Batocera本体部分のカスタマイズ方法が含まれます。

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          Batocera 38 開発スタート

          Batocera.linux ってなんじゃらほい? …って人には無用な記事なのですが、 とりあえずどんなものかはGitHubでまとめてあるのでそっちで。 興味なかったらお帰りよろしう。 今回の課題Batocera 37 がリリースされたので、 安定版 36→37 開発版 37→38 の移行を始めます。 なお、現行のNullPopPoCustomは34ベースのまま 早く欲しい機能に絞って未だ追加実装が進んでたりします。 本家PR分 EmulationStationの(変

          Batocera 38 開発スタート

          Batocera.linux: 変更点のPRを試みる

          Batocera.linux ってなんじゃらほい? …って人には無用な記事なのですが、 とりあえずどんなものかはGitHubでまとめてあるのでそっちで。 興味なかったらお帰りよろしう。 今回の課題これまで変更してきたいろいろと、本家BatoceraへのPR …といっても一般でいうPR(Public Relations)とは別物でありまして Git(というかGitHub)ではPull Requestっていう悪魔合体の儀式 本家プロジェクトへの採用活動を執り行います。 まず

          Batocera.linux: 変更点のPRを試みる

          Batocera.linux: ジャンル(雑な)日本語化

          Batocera.linux ってなんじゃらほい? …って人には無用な記事なのですが、 とりあえずどんなものかはGitHubでまとめてあるのでそっちで。 興味なかったらお帰りよろしう。 今回の課題Batocera(というかEmulationStation)は日本語にも対応しておりますが、 ジャンルは非対応で英語版定義が使われているので、 これを日本語に対応させていきます。 言語切り替え ジャンルの言語切り替えはEmulationStation自体とは別実装で、 まず

          Batocera.linux: ジャンル(雑な)日本語化

          Batocera.linux: いろいろ微修正 EmulationStation編

          Batocera.linux ってなんじゃらほい? …って人には無用な記事なのですが、 とりあえずどんなものかはGitHubでまとめてあるのでそっちで。 興味なかったらお帰りよろしう。 今回の課題前回、Batocera本体のリポジトリに属するところだけ微修正を施しました。 Batocera.linuxはこれ以外にも多数のリポジトリを扱うわけですが、 今回このうちbatocera-emulationstationに絞って対応します。 ビルド対象commit特定 Bato

          Batocera.linux: いろいろ微修正 EmulationStation編