Batocera 38 開発スタート
Batocera.linux ってなんじゃらほい?
…って人には無用な記事なのですが、
とりあえずどんなものかはGitHubでまとめてあるのでそっちで。
興味なかったらお帰りよろしう。
今回の課題
Batocera 37 がリリースされたので、
安定版 36→37
開発版 37→38
の移行を始めます。
なお、現行のNullPopPoCustomは34ベースのまま
早く欲しい機能に絞って未だ追加実装が進んでたりします。
本家PR分
は既にmergedとなりました。
Batocera 38で反映見込みではありますが
変な日本語については誰か直してほしいなぁ。
ビルド環境改良
詳細はGitHubの方で。
Batoceraプロジェクト用のディスクイメージ分離
OSバージョン差し替えが発生してもそのまま扱えるように
Batoceraプロジェクトは別のディスクイメージに移しました。
複数バージョンのBatocera共存
従来の34,36,37系Batoceraワークディレクトリが
同じディスクイメージに共存することで
移行作業が容易になりました。
コア数増量
VMのコア数 2→4→6
と増やしてます。
併せてメモリもコア数あたり4GBで再設定してます。
従来はクリーンビルドに40時間ほどかかっていたのが
4コアで30時間、6コアで24時間ほどで済むようになりました。
dl ディレクトリ共有
クリーンビルド確認後にdlディレクトリをgit管理外に追い出し、
シンボリックリンクに変更しときます。
また、make clean対象からdlを免除にしときます。
これにより、ダウンロード元が消失してもローカルに残る想定。
Batocera 37 ブランチ
例によってタグないので類推
5月の時点でビルド不能になってドツボだったわけですが、
今回はエラー1箇所だけ。
redream
参照バージョンの linux-v1.5.0-1051 がなくなったので
とりあえず最新版で拾っときます。
あと redream.hash にも要追加
sha256 4813973bedeb3b56604d05247631d5b1e1666a73ddcd4e694c72b9c1c8627e24 redream.x86_64-linux-v1.5.0-1076-g2bdc18c.tar.gz
UPDATE TYPE: BUTTERFLY って何やねん
何故かBETAがなくなってしまったようで、従来の更新手段が使えない。
(webserverのpath修正PRがボツった要因おそらくこれ)
どちらにしてもstableの方を見にいってるようなので、
(奇妙だけど)ひとまずbeta→stableに書き換えとけばよさげ。
(後日、NullPopPoCustomのezserverを復活予定)
なお、この現象はBatocera 37開発中の一時的な現象のようで
現在ではBETAに戻ってます。
…と思ったら、バージョン確認はBETAなのに本体ダウンロードで
STABLE見にいってる怪奇現象が。
開発版ブランチ
見た感じこのあたり。
build38 にcloneで試す。
こちらは(珍しく)普通にクリーンビルドいけてます。
今回の成果
Batocera 37 ベースの安定版
Batocera 38 ベースの開発版
が確保できました。
今後の予定
この安定版をベースとして、
いよいよNullPopPoCustom追加機能の移行を進めていきます。
次回以降、本格的なハックに関わる濃ゆい記事に限り有料となります。
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