諏訪部佐代子VIVA滞在日記⑤暗闇キャッチボール
本展のゲストアーティストである瀬古くんと取手駅近くの土手でキャッチボールをした。夜10時ごろ。夜の取手駅付近の利根川の土手は真っ暗で非常に視認性が低い。
キャッチボールと会話はよく類似性を持って語られるが、暗闇でキャッチボールをするとボールはほとんどと言っていいほど見えなかった。リリースのタイミングは全く見えず、自分の手前でバウンドしたボールがようやく見える程度。止めるのが精一杯だった。相手の姿形もシルエットしか認識できず、ただボールが飛んでくる。それを受け止める。たまにキ