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【試合予想】RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA

きたる9月23日開催の、「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」の試合予想なんかもしちゃったりしていこうかと思います。例に漏れず、詳細な解説分析は、プロの方の予想動画などを見ていただくとして、そういった選手目線ではない、また違った角度からの展望をつらつら書いていこうと思います。

でも知らない選手も多いので、気になるところだけピックアップという形で。


那須川天心vs鈴木真彦

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試合順はまだっぽいので、とりあえずメインであろう那須川天心vs鈴木真彦。一度目の対戦は6年前。まだまだ2人とも発展途上といった時期、とはいえお互い脂の乗り始めだったので、鈴木選手はさぞ悔しかったことでしょう。天心選手がメイウェザーのボコボコにされてボクシングに傾倒していった(元々葛西トレーナーと、いつかボクシングをやる約束をしていたとはいえ)ように、鈴木選手は大きな目標として「天心にリベンジ」を据えてしまったと。それがいいか悪いかはさておき、人生のスケール感に強烈な差があるのがよくわかります。鈴木選手は真面目でまっすぐ生きている。天心選手は縦横無尽にリングを駆け回り、そしてそれと同じように人生を飛び回っている(残念ながらボクシングという枠に収まってしまう可能性が高まって来ましたが、それはまた彼次第ということで、今後が楽しみでもありますが)。そういう、土台が明らかに違う対決です。練習風景を見る限りは、天心選手はスピードやフットワークの比重を減らし、パワーで吹き飛ばすスタイルにチェンジしつつあると思います(太ももの筋肉が肥大している=立ち止まって足を軸に回旋運動で威力を出す=ボクシングタイプ)。私が見た練習が8月頭頃でしたので、それからまた意識が変わっているかもしれませんが、あの時点で試合をしていたら鈴木選手はフルボッコされていたと思います。次の公開練習の様子は要チェックですね。鈴木選手が大きくスタイルチェンジするとは、これまでの様子から見て考えにくいので、あとは天心選手次第です。ただ、どうあっても天心選手の勝ちかなと。


RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント

大﨑孔稀vs志 朗

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※大﨑一貴選手が右足関節外果骨折により欠場、孔稀選手が本戦繰り上がり

-53kgトーナメントですね。個人的には石井一成選手に輝くものを感じていたので、負けてしまって少し残念ではあります。この試合に関しては、どうでしょう、攻めの大崎、守りの志郎、といった様相になる気がします。実績自体は志郎選手の方がたくさんのものを重ねて来ていると思いますが、大崎選手には、志郎選手にはない心の突進力があります。それは生き方に反映されていますよね。大崎選手が善戦するところまでは予想できますが、判定はどうなるやら・・・。


風 音vs政所 仁

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こんなこと言うとちょっとどちらにも失礼かもしれませんが、風音選手は、なんだかK-1の芦澤選手のような雰囲気を持っていますよね。人間的には風音選手、強いと思います。政所選手は、ここに懸けているものが感じられる表情をしています。政所選手のインタビューしか拝見してませんが、どうやら誕生日に風音選手から連絡がこなかったようで、これで思いっきり殴れるな、となった模様。熱の風音と水の政所。何かに呑まれなければ政所選手のKO勝ちでしょう。

原口健飛vsタップロン・ハーデスワークアウト

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タップロン選手はパワーに定評があり、数々の選手をワンパンで倒してきた名手。今回は体重もフィジカル面も、おそらくタップロン選手にアドバンテージがあるでしょう。しかし、原口選手は、そういった「質量」で戦おうとせず、スピードで戦うでしょうから、パンチはほとんど当たらず、消耗していった2・3Rあたりで原口選手がKOするか、判定で原口選手が勝つと思います。原口選手は、いわゆる脱力を気にし始めています。速さに加えて脱力が加わって、さらにいいパフォーマンスがでることでしょう。(インタビューでもしりきに「リラックスできるかが大事」というような旨の発言が見られます。)。天心選手の後継者というか、RISEを背負おうとする、そういうような意識を持つ選手は強いです。


直 樹vs白鳥大珠

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技術さがどんなものなのかは正直わかりません。

ただ柔らかさの直樹選手・堅実さの白鳥選手、といったイメージです。これは体とか戦い方がとかいうより、そういう人間性というやつですね。直樹選手はぐにゃっとしています。それは、発言のおちゃらけ具合や、その反面見せる真面目さ、芯があるような雰囲気を見るとわかります。白鳥選手は、固い、硬い、堅い、枠を壊しきれていないイメージ。お互いの持ち味の強度がどれぐらいなのか、それ次第かなと。現状は直樹選手の方が良い印象ですが、白鳥選手がもしさきの原口選手のように、心身ともにリラックスした状態で試合に挑めるような状況にあるなら、勝つのは白鳥選手でしょう。



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というわけで、今回も謎の目線からの予想でした。読んでいただきありがとうございます。次はK-1のよこはまつりの予想をあげたいと思います。


(もちろん次も、なんだか根拠があるんだかないんだかわからないような、ふわっとした予想ですよ!!!)


それでは、また。

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