人生の日記♯90 自分が欲しいもの
自分が欲しいもの
この言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろうか?
時間、お金、余裕、健康、人間関係etc…
色々あると思う
もちろん上記に挙げたものは私も欲しい
しかし、これはあくまで理想の話で
現実はどうだろう?
これは私個人の場合なのだが
一つ例を挙げると
お金に関しては、確かに欲しい
が、だからと言って車が欲しいとか
家が欲しいとか、ブランド品が欲しいとかは一切ない
よくある、高価なものに惹かれないのだ
車は移動手段であって、決して高価である必要はないし
そもそも私の場合は、運転すること自体に
ドクターストップがかかっている
家に関しても余程の立地の悪さや
隣人トラブルなどが無ければ、
家の広さは正直どうでもいい
ブランド品に至っては、ファッションに興味があまりなく
全体を見たときに色合いがまとまっていれば
良いと思っていて、こだわりはそこまでない
私が素人というのもあるのだが
目利きセンスが皆無なのだ
素材の良し悪しも、見ただけでは分からない
しかし何と、
ここまで明確に理由があるのにも関わらず
私はそれでもお金が欲しいのだ
理想だろうが何だろうが私は欲しい
ちなみに、
その理由については、たまに考えるのだが
心の余裕が欲しいとか、
他人にひそかにマウントを取りたいとか
見栄を張りたいとか
考えれば考えるほど
そんな薄っぺらい理由しか出てこなかった
我ながら、精神年齢が低くて情けない
でもまぁ、納得はしている
なぜなら、私は未だに「舞空術」で空を飛びたいし
「かめはめ波」だって打ちたい
もちろん「螺旋丸」だって練習した
二十歳を過ぎた現在でも
精神年齢が小学生、否
保育園・幼稚園レベルなのだ
お金が欲しい、何かが欲しい理由なんて
薄っぺらくて当たり前である
「大人は年齢を重ねただけの子供」
という言葉を耳にしたことがあるが
あながち間違っては無いのかもしれない
立場が変わり、責任が増え
いつのまにか、社会を回す側になっている
”大人”という存在に成長せざるを得ないのだ
半ば強制だったとしても
それでも、”欲しいもの”というのは
子供の時と大して変わらないのかもしれない