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こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。

「おいしいごはん」題名にそう書いて、その文字を見ているだけで、なんだか幸せですね♡

私は170センチくらい身長があってすごく体が大きいのですが、小さい時から、すごくたくさん食べる子供だったそうです。

自宅の田畑で採れた米や野菜は、いつも私の家の食卓に並んでいました。

記憶に残る小学生~20歳ころの自分は、やっぱり、お野菜よりはお肉などのがっつりしたものが好きだったし、自宅で採れる野菜になにか特別な思いを抱いたことはありませんでした。

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結婚して、隣町にアパートを借りて住み始めました。

そこで、勝手口を開けてすぐに取りに行ける野菜がない環境に戸惑いました。じゃがいもや、たまねぎは、台所や納屋に転がっているもの。ねぎは、スリッパをはいて、みそ汁ができるころに、走って取りに行くものだと思っていました。

その時に、自分がどれだけ素晴らしい環境で育ったかということに気づきました。

ぬくぬくママSUN'Sがひょんなことから農業をはじめ、様々な方が畑に訪れるようになりました。

都会から引っ越してきた人、高松出身だけど、農業とは無縁の人、いろんな人(ママたち)が野菜にふれ、土に触れてくれています。

それぞれの野菜の葉っぱの形を知るだけでとても楽しいです。

ジャガイモはこんな風にできるんだ。

ブロッコリーはこんな風にできるんだ。

子供も大人もそれに気づいてくれることがすごくうれしい。

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野菜の生えている姿は、改めてみると、本当に美しいです。花壇のお花もきれいですが、大根や、かぶのみなぎる葉の力強さは目を見張るものがあります。

本当は、このままほおっておくと、花が咲き、種をつけ、一生を終えていくだろう野菜たち。私たちは人間でいうと20歳くらいの命をいただいているんだと時々、胸がきゅんとなり、食べるときにさらに感謝の気持ちがわいてきます。

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もう、47回目となった「うけぽんごはんの会」。10年前からずっと子育てを互いに見守り、励ましあい続けてきた私の大切なともだち、うけぽんによる親子調理実習です。

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私にはできない、丁寧な出汁のとり方、土鍋ごはんの作り方、おいしい野菜のおかずを教えてくれます。

普段のおかずでは、「脇役」だった野菜たちが主人公になります。

「この子、野菜がきらいなんです。」

そうママが言っていた子供たちが、パクパクと、野菜を口に運びます。

うれしい瞬間です!

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みじん切りにして、油と砂糖(マヨネーズとかケチャップ)で、味を消すのではなく、最大限に、旨みたっぷり(母乳に近いですよね)の出汁で野菜を煮るだけで子供たちは変わります。

本当においしいものは、やっぱり、命から近いものだと思うのです。

命を感じられるごはん。

なるべく、子供のものも離乳食も作りたて、できたてのものを取り分けられたらいいですよね。子供のものだけ冷凍をチンするというのも、なんだかさみしいです。

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このように炊飯器の中にも湯呑をおけば、毎回炊き立てのおかゆができますよ。

家庭の食卓は、家族の幸せそのものです。

ママが寝不足の時、子供が病気の時、パパやママが食べたいものがあるとき、いろんな事情がそれぞれありながらも、その時その時で、心を穏やかにしながら、命に近い食べ物を子供たちに食べさせてあげられたら、うれしいなと思います。

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写真の↑かぶは、この日の朝とったものですが、切っただけを味見すると、「さいこ~!!」とみんなポリポリ食べました。

難しい料理ではなく、シンプルにできるだけ調理しないでもおいしいものを選びたいです。畑でなくても、様々な場所でおいしい野菜が手に入る高松。

インスタ映えの見た目は置いといて、命を感じられる親子で食べられる一品を作る時間もなかなかいいですよ。



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