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ジャッジは誰がした?!

こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。

みなさんは、日常生活で自分がジャッジ(評価)してしまっていることって、どのくらいありますか?


私はずっと1日中何かをジャッジしていると思います。朝起きたら、なんだか身体がだるい。昨日あんなことしたからかな~。とかに始まり、私は、人見知りだから初めての人は無理。とか、こどもには、こちらの色の洋服のほうが似合うとか、私は絶対スポーツは楽しめないとか、会社員は絶対できない・・などです。

あと、今緊張してる~とか、怖いとか、気分が悪いとか、今日やる気でない、とか、あの人に嫌われてるとか、私は無理とかもほぼ全部自分で選んで決めています。
「それ誰が決めたん?」って、質問してみると、誰も決めてなくて、自分が決めてること多いですよね。
本当は自分でジャッジを変えることもできるはずなのに、私たちはいつも自分でジャッジしているのです。

私は、「支援」という言葉をなるべく普段は使わないようにしています。支援という言葉は、誰かに何かが足りないと決めつけている言葉であるからです。「支援」される側は、「支援」してくれる側に、自分の足りないものをいただきます。でも、同時に自分にないものをジャッジされ、突きつけられているのです。
・子育てママは大変だから、支援が必要。
・障害者は困っているから、助けなきゃならない。
・LGBTの人はマイノリティだから、理解しなきゃいけない

私はそうではなく、互いに足りないものがある同等の立場として、助け合うことが大事だし、自分も人と違うところがあって誰かから見たら「変な人」であることをちゃんとわかり、互いに分かり合おうとすることが大切だといつも思っています。

そこで、「できる」と「できない」の間にあるジャッジ(評価)について、考えてみたいと思います。


みなさんは、100点と10点だったら、どちらが「いい」と思いますか?
「そりゃ、100点だろう」と100%の人が思うと思います。でも、それも人間がジャッジしているにすぎないのです。

「できる」は、できる。「できない」は、できない。100点は100点分理解できていた、10点は、10点分できていた、どちらがいいではなく、そこにあるのは、「事実」だけなはずです。でも、なぜか人間はどちらがいい、どちらが悪いをジャッジしてしまうんですよね。

先日、LGBT研修を行いました。そこで、考えさせられる言葉が出てきました。
「1番苦しんでいる人に寄り添いたい」
なるほどと思いました。しかし、「1番苦しんでいる」というのは、どのように決めることができるのだろうという疑問も思い浮かんできました。

子育てでも、人生でも、私はジャッジし続けてきました。

・早く歩けたほうがいい
・いっぱい食べられた方がいい
・歌が歌える方がいい
・スポーツができるほうがいい
・人にあいさつできるほうがいい
・ランドセルは無難な色にしといたほうがいい
・大学は行ったほうがいい
・夢はあったほうがいい
・中学生は派手な服は着ないほうがいい
・私には、(うちの子には)無理だ
・これをすると絶対失敗する
・みんなと同じじゃないのはリスクが高い

でも、それは、ただの自分のジャッジです。夫(パートナー)家族、こども、友人が同じようなジャッジを持っているとは限りません。

自分がジャッジしていることに「気づく」
そして、相手の声にも耳を傾けたいと思います。
そしていつも、「どちらがいい」ではなく、そこにある「状態」を受け入れ、「そうなんだね」とありのまま認められる人になりたいです。

最近の私のジャッジなのですが、
「できない」って言えるって、かっこいい!という感覚です。

できないことを人に見せられる、できないんだって伝えられるってすごいです。そうしたら、できることもできないことも、「すごい!」ってジャッジがつくのかもしれません。

悪いジャッジはなるべくしたくないですが、みんながハッピーになれるジャッジはどんどんしていってもいいような気がします。

でもやっぱり、ジャッジは結局ジャッジ。「そのままでオッケー」には何も勝てないかもしれません。

まだまだ私もわからないことだらけです。一緒にあーだこーだと話してくれる人、感想もいつでも待っています。


2022年度

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