「なんで」は最強。
こんにちは!
ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。
12日の木曜日、台風の心配もなく無事に「ぬくぬくマルシェ♡えぶりわん」を高松市田村文化センターで開催することができました。本当に企画からお世話になったみなさま、ご協賛、ご協力、ご出展していただいたみなさまには心から感謝申し上げます。
今回もたくさん取材していただき、事前の新聞告知をはじめ、当日は2つのテレビ局もニュースとして取り上げてくださいました。
今回に限らないのですが、取材を受けるたびに
「なぜ、このイベントをしようと思ったのですか」
「なぜこの活動をしているのですか」
という「なんで」「WHY」をつきつけられます。
当たり前に思っている答えが自分の中にあるはずなのですが、言葉にしようとするとうまく出すことができません。そしてそのたびにもう一度自分に聞いてみます。「なんでだったかな・・・」
そしてなんとか言葉を絞り出すのです。
この作業は、永遠と終わることがないと思っています。
いろんな場面で手段が目的になってしまいそうなことはよくあります。
地域づくりでもそう、子育てでもそうです。
祭りをするのは手段であって、目的、ではないはずです。
子供が勉強をするのも、手段であって目的ではないはずです。
手段ばかりに気持ちがいきそうになったときは、「目的って何だった?」と、もう一度自分に聞くって大事だなと思います。
14日の土曜日にはNPO法人わがことで関わっているたかまつ政策プランコンテストの出場者のアドバイスの活動にも参加させていただきました。
高校生や大学生のいろんな政策アイデアを聞きながら、やっぱり、
「え?なんで、これしようと思ったん?」
「あなたが好きなのはなに?したいことはなに?」と、繰り返し聞いている自分がいました。
「なんで」という言葉は最強です。
「なんでいまこれをしているのか」ちゃんとわかっていたら、きっとなんでも素晴らしいものであるだろうと思います。
「ぬくぬくマルシェ♡えぶりわん」は、地域と子育て世帯をつなぐ私たち「ぬくぬくママSUN'S」が、地域に暮らす様々な方をつなぐきっかけをつくるための手段です。そして、ママたちの孤独、あふれるパワーを地域に還元していく手段です。
数年前から試行錯誤しながら開催してきた大勢の人を集める型のイベント。
これからも目的をちゃんと持ち、多様な人が地域や子供たちと関わっていけるきっかけづくりをしていきたいと思います。
私は経済活動だけが国や町を作っているとは考えていません。
お金(税金)をかけなくても、地域の人が手を取り合えば解決できる地域課題はまだまだあります。
国や町のためではなく、そこで暮らす人たちの毎日のために国や町があってほしい。
だから私はこれからもこの活動をやり続けます。
気がついたら「なんで?」って、自分に問いかけながら。