自分らしさってなんだろう。
こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。
お正月明けの三連休いかがお過ごしですか。
先日、ある人権関係の勉強会に参加しました。そこで、グループごとに意見交換する時間があったのですが、テーマが
「誰もが自分らしく生きられる社会にするためになにができるか」
でした。
よく聞くような言葉ですが、すごく難しい言葉ですよね。
私のグループでは、まず最初に
そもそも「自分らしさってなに?」という会話になりました。
・否定されない、肯定されている。
・安心している。
・自分の好きなものが好きと言える。
・つらいこと、くるしいことを誰かに言える。
などという意見が出ました。
同時に、「それって100%は無理だよね」という話になりました。
確かに・・・。だからこそ、誰もが自分らしくいられるって、難しいことなんだな~と感じました。
自分らしくいることは、自分勝手にすることと、少し違います。相手のことを思いやり、相手の話をよく聞きながら、自分の言いたい事や、自分の考え、感じ方も相手に伝える必要があるなと思いました。
何ができるかという話合いでは、
・相手の話を肯定否定ジャッジせず、そのまま聞く。
・体験したことのないことは映画や本を読んだりして追体験して共感できるようにする
など、「へぇ~」と参考になる意見もたくさんお聞きすることができました。
帰ってから一人でも考えてみました。
数年前から、「子育て中も自分らしく」という言葉を、ぬくぬくママSUN'Sでは大切にしている言葉のひとつにしています。
以前、ぬくぬくママSUN'Sの取材をしてくれたあるテレビ局の記者の方が、取材ニュースの中で使ってくれた言葉です。
その記者さんは独身の女性でした。
私たちの想いを話しても同じ立場ではないので、すぐに共感は得られなかったのですが、何度も何度も私たちの言葉に耳を傾けてくれ、その記者さんは、「子育て中も自分らしく」という言葉を産みだしてくれました。
聞いた瞬間、「あ~いい言葉だな」と、私は思い、勝手に何年も使わせてもらっております。
乳児子育て中は、「自分らしさ」を、見失いがちです。
自分が好きだったことが普通にできません。
寝る、食べる、トイレに行く、外出する、それだけでさえ、一苦労です。
自分の好きなことって、なんだったけ?と忘れてはいませんか?
頭に思い浮かぶのは子供のことばっかり!そんな感じではないですか?
そんな中、自分らしくいるってどんなことでしょうか。
もしかすると、子育てする前の「自分」と、違う「自分らしさ」に出会うこともあるのかな?
「自分らしさ」というのは、変化していくものだなとも思いました。
でも、変わらない「自分らしさ」も、きっとあるはずです。
子育て中も好きなことをあきらめないでほしい。
子育て中だからこその、新しい好きなことを見つけてほしい。
そうしながら、「今」の「自分らしさ」をいつも自分の中に問いかけながら、子育てしてみませんか?
その姿はきっと、小さなこどもたちや、家族の人が見ていてくれると思います。
そして、子育てが少し落ち着いた時、「自分らしさ」を失っていたくないなと思います。
子育て中も、子育てしていなくても、子供も大人も、みんな、「自分らしく」いてほしい。
そして、周りの人も「自分らしくそのままでいていいよ~」と、いう雰囲気を少しずつ自分の身の回りから作っていきたいな~と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?