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生まれなくてもいい命はあるのか

こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。

先週はなんだかよく、「命の重さ」という言葉を聞きました。そんな中、こんなニュースを知り、また一人で深く考えていたので、そのことを今日は書きたいと思います。

アメリカの連邦最高裁判所は、人工妊娠中絶をめぐり「中絶は憲法で認められた女性の権利」だとした49年前の判断を覆しました。
今後、全米のおよそ半数の州で中絶が厳しく規制される見通しとなり、中絶容認派は強く反発する一方、中絶反対派からは歓迎の声が上がるなど国内の受け止めは大きく分かれています。
NHKニュースより

先日私が聞いたある日本のポットキャストの解説では、この法律は女性の権利や、健康を脅かすもので、よくないものという話を女性二人が論じていました。私は、それを聞きながら、本当にそれだけだろうかと、疑問が湧き上がってきたのです。
そこに、「胎児」の思いはあるのだろうかと。

昨年ぬくぬくママSUN'Sでオンライン勉強会を開いていただいた、玉木幸則さんの本の中で紹介されていたことを思い出しました。

日本には、「母体保護法」という法律があります。この法律は1996年にできたのですが、その前は、「優生保護法」だったのです。

優生保護法(ゆうせいほごほう)とは、1948昭和23年)から1996平成8年)まで存在した法律である。優生思想優生政策上の見地から「不良」な子孫の出生を防止することと、母体保護という2つの目的を有し、強制不妊手術(優生手術)、人工妊娠中絶受胎調節、優生結婚相談などを定めたものであった。1996年の法改正で優生思想に基づく部分は障害者差別であるとして削除され、法律名称も母体保護法に改められた[1]
ウィキペデイアより

聞いたこともある方もいるかもしれませんが、優生保護法は、親が障害を持つなど生まれないほうがいいと勝手に決められた命を中絶したり、本人の意思に関係なく、病気や障害を理由に避妊手術を強制的に受けさせられたりした、ひどい法律でした。

それが、96年に改正されたわけですが、今度は現在まで続いている母体保護法となりました。こちらは、母親の身体を守るための法律です。その中には、人工中絶してもよい理由として、以下のものがあげられています。
・身体的理由(病気など)
・経済的理由
・暴行、脅迫による姦淫による妊娠の場合

どうしても赤ちゃんを産めないことは、やっぱりあるのかもしれません。でも、母体保護法には、胎児を守るための言葉はありません。

私は、玉木さんの言葉を思い出しました。
「生まれなくていい命なんてない」

今月もごはんかい110食でました

母親である女性の想いや、身体的状態を無視して中絶できなくなるのも、少し心配はあります。でも、少なくとも、経済的な理由で中絶することが法律で認められてしまうのは、あまりにも胎児の権利を無視しているのではないかと私は考えます。

それじゃ、女性にお金をあげたらいいのか?
それだけではないと思います。
経済的理由やその他親の理由で、子どもを産めないと考える背景には、親だけに子育てを押し付けている社会があると思います。

もし、「一人で(親だけで)育てなくて大丈夫。社会で育てていこう」
という、雰囲気があれば、経済的理由や、産んだ後に親が育てる力がないという理由で中絶する人なんていなくなるのではないかと思うのです。

冒頭で紹介したアメリカの法律にもいろいろとマイナス面はあると思います。しかし今の日本の母体保護法も、やっぱり完全にすべての命を守っているものではないと思います。

人の命の重さは、違うのでしょうか。
今の日本では、死刑があったり、マスコミでの死の紹介の仕方も多様で、どうやら命の扱いは人によって違うような感じがします。

また、子どもたちの命は100%親のもので、育ちは、すべて親の責任なのでしょうか。
私は、人の命は、どんな命も平等であってほしいと思います。生まれながらの罪人はいませんし、どんな素晴らしい人でも、完璧ではないのですから。

ごはんかいメニュー。いただきものの夏野菜で豪華

親も、子どもも、胎児も、みんな、どんな人の命も大事にされる社会であってほしい。いや、そんな優しい世界であってほしい。
自己責任社会ではなく、社会でひとりひとりを守れる、そしてひとりひとりが社会のことを考えられるようになってほしい。
私は、できる範囲のことしかできないけれど、手の届く範囲の人の命をまもりたいし、みんなで子育てしていきたいのです。
女性の権利、親の権利も大事です。でも、子どもたちは、ましてや胎児は言葉や思考や判断を自分で持てません。だからこそ、その命を強いものが勝手に消してしまうことは、あってはならないし、あったとしてもかなり慎重でなければならないと思うのです。
私は、「生まれてこなくていい命なんてない」
はっきりそう思います。
どんな状態でも、状況でも、障害があってもなくても。
生まれたことには意味があると思うから。

そして私は、そばに泣いているママがいたら、一緒に背中をさすって、一緒に考えたいのです。こどもたちと、親たちが幸せである社会は、誰にとっても幸せな社会だと思います。
だって、どの人も親から産まれた子どもであり、どの人も1人で大きくなることはできないからです。
ただそれだけだと思います。

今回の記事は、トコトン生きるための15問 玉木 幸則 さんの本より、少し考え方を引用させていただきました。


❤️ぬくぬく夏マルシェ 出店ブースのご紹介❤️



8月3日(水) 開催のぬくぬく夏マルシェ🌻
出店ブースを詳しくご紹介していきます🤩
まずはぬくぬくママSUN'Sブースから💖

ぬくぬくママSUN'Sブースでは、
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手形足形を使った、うちわ作りのワークショップも開催❣️
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ぬくぬくママSUN'Sブース、ぜひお楽しみください😍

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\ぬくぬく夏マルシェ ご予約受付中/

日時:8月3日(水)
①9時30分~10時30分
②10時40分~11時40分
③11時50分~12時50分
⭐️入れ替え予約制(各回定員20組)⭐️

場所:スペースM
(高松市一宮町388-1)
対象:どなたでもOK

入場料:無料
保険料:幼稚園年少以上50円/人
持ち物:体温計、ハンドタオル

⭐️下記のブースでは、事前のご予約を承っております。
ご希望の場合は、ご予約時にお知らせください!

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プレーンソースやきそば 600円
②マネー相談会
 講師:ファイナンシャルプランナーのフルイカズキさん
③助産師さん相談会
 講師:ママ助産師さん 小原井恵美さん

②、③の相談会はご希望のお時間帯を
お知らせください。
当日受付も致しますが、ご予約の方優先とさせていただきます。
ご了承ください。

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