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畑の水やりは力業に限る?(3)雨水タンクを物置に据える

ぬくみねっと トモです!


すくすく育つ 友人にもらった苗


2023年の夏はそれなりの雨量に恵まれ、その後の水ぎれもあったものの稲も順調に成長してくれました!
一方で

自然の脅威

田主丸の友人宅が大雨による土砂で大きく被害を被ったり

お客様邸で大雨時に規模の大きな漏水があったり
(調査結果、当方の関わった工事とは関係ないものでしたが)

いろんな雨による出来事がありました。畑はどうしようもないので放置状態です。雑草もぐんぐん伸びてきているようでしたが曇り空では管理するやる気が起きません。
まあ、水はけは確保できていたのであとは夏晴れを待つばかりでした。

自宅でできるもん

そういえば、自宅にも雨水タンクを設けようという案が、あったよなあ。

図面引いてた

100リットルくらいのデザインのよい雨水タンクを、屋外の水栓近くに置いて庭の散水に使う案です。
これは、えいやっと雨水タンクと取水用部材を購入すれば、今でもあっという間に出来てしまいます。
ただ、家は花壇程度なので水道を普通に使っていて、そして雨水タンクの予定地には屋外ボックスやホースが置かれているので、それを移動するのもなにやら面倒です。ということで半永久的に後回しになるでしょう。

こちらの雨水タンクが稼働していたならば、これを畑に汲んでいくという、
ー手動で持っていくという負けアイデアだが、水道よりはましー
プランもあったとは思います。でも後回し中です。

しかし、自宅にはもう一つ水を集められそうな屋根があったのです!

100人は乗れないか

イナバ物置 (ナフコブランド) 自転車も停められるタイプ!

仕事関連の機材や資材、一部書類なんかを保管するために購入ました。
雨水は背面側に流れていき、屋根材の端で地面に滴るのですが、そちら側を常時通過するわけではないので、オプションの雨どいは未設置でした。

でも、むしろ未設置なので、カスタムする余地があるかもしれない!
これで水を貯めることができれば、手押し車で往復して水を持っていくことは、むしろ道路側の倉庫なのでやりやすそうだ。

ということで、市販の樋を裏側にかけ、畑で役立たずになっていた黄色いタンクに水を集めてみることにしました。
既に夏は過ぎ、マコモダケやサツマイモの収穫時期である10月中旬にさしかかっていました。


全体 黒い樋をかけました。
微妙な角度の竪樋部材を組みあわせて
ごみを漉す部品を介してタンク内に注ぐ

樋の加工は生まれて初めてでしたがそれなりに出来ました。物置の固定ボルトを一旦外して金具を付けて、雨が流れる傾斜で樋をかけ、タンク中央にくるように縦樋を加工しました。
そして苔防止のため銀色シートをかけて雨を待ちました。

適当なシートのかけ方 そして今もそのまま

それなりに雨が降った翌日、タンクのバルブをひらくと、重力によるナチュラルな放水速度で、貯められた雨水がホースの先から放出されました。


ホース長すぎだって。

これまで清水用 山での活動用・イベント用で綺麗に使ってきた20リットル水タンクですが、ここは思い切って雨水用にすべきでしょう!ということで「調理用」とペン書きした養生テープを剥いで雨水を注いでみました。雨水タンクが200リットルなので、満タンになっていたら10回は汲めることでしょう。


町内にタイヤの響きをたてて

以降、忘れたころにたっぷり溜まっている雨水タンクから20リットルタンク2台に移して、押して畑に運んでは角タライやプラ舟に注ぐということを繰り返していました。この作業は、雨水を利用した!という自己満足を得ることが出来るので面倒さはとくに感じず、楽しいものです。

とはいえ、一通りの収穫を終えた畑は、水がそれほど要らない晩秋~冬となって手押し車を押す機会も減ってきました。

そして2024年を迎えます。

(続く)

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