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生徒会活動をやってみて

本日6/30をもって私は生徒会役員じゃなくなりました。
なので、やってみた感想を書いてみます。
走り書きなので、長いです(許してね)

結局、やってみてよかった、というのが結論です。
理由としては
・「伝え方」の大切さがわかった
・「目的」設定の大切さを痛感できた
・組織で動くために必要なことがわかった
そうは言うけど、めちゃくちゃ疲れたし、何よりこんな事やってたら勉強できません。だけど自信もついたし、あの時立候補してよかったな。

1.それで伝わるか?

 自分の考えていることがどんなに整合性の取れたものであったとしても、伝わらなければ意味をなしません。相手に自分のことをわかってもらうには何が必要なのか、自分なりに動いてみて、ちょっとずつ分かってきました。

・プロトタイプを作る
 完成形に近いもの、こういうのがやりたい!というのがわかれば、判断も出来るというものです。これは「内容さえわかればなんだけど、何考えてるのかワカラン」と言った管理職の頭の中を、そうか、これか!と思わせてくれるツール。目の前にあるとYESorNOが言えるし、やる気も伝わる。こうしたほうが良いのでは?というアイデアもでる。

・データを見せる
 自分の考えていることが自分の仮説でないことを証明できなければ、その案が通ることはないのでしょう(きっと)。人間というものはなぜか、数字を見せられると大体反論できません。「なんとなくいいらしい」と「00%の人がこう思ってる」では雲泥の差。公的なデータがあれば根拠として使用しやすいですが、本校内で完結する事項はそれが難しいです。
【アンケート実施のハードル】
・質問づくりが結構難しい
・アンケートさせてくれない時がある(管理職)
結構質問づくりは難しかった。勉強しないとね、どんなことを知りたいのか、どんな行動につなげたいのか...

・シンプルか?(通信とか)
 多くの人に見てもらい、理解してもらうことが目的である通信・掲示などの掲示物は、いかにシンプルであるか、これが大切なのだとわかりました。掲示とか特に、じっくり見ないしね。本当に伝えないといけない情報は何なのか、欲張りすぎてなんにも理解されないより、確実にすべてを理解してもらうことを目指したいです。(生徒会は公共的側面が大きいので全員にわかってほしい)


2.「目的」の設定

これめちゃくちゃ大事。変な方向に進まないために。

 一番考えさせられたのは、休校中、文化祭の扱いについて考えていた時。生徒会の目的ってなんだ?文化祭の目的ってなんだ?結構考えました。
だけどきっと結論は簡単で、「会員の幸福の最大化」だと思います。だから意思決定の根拠は、総合的に考案して最も会員の幸福が最大化されるもの。僕は安易に文化祭をやるとか言って、あとからジワジワ失望させるより、なくなると言ってから、その後の生徒の活動を見守るべきとの生徒会の先生方の考えにとても共感しました。なぜならそれは長期的に見て、会員の幸福の最大化に寄与すると考えたからです。

 じゃあ目的に沿っていたらそれは何でもいいのか、ってわけでもありません。なんでも目的の設定がまずとても重要ですよね。その活動のあるべき姿がそれで定義されるわけですから。
 身近なところでは、掲示物のデザイン。例えば、↓のデザイン

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この掲示物の目的は「手洗いの徹底」
だけど、大体「手洗いしてね!」といっても、あぁそうですか、となってしまう...
そこで考えたのは、トムとジェリー(キャラクター)に登場して頂き、トムに目があい、解説を読んで、手洗いのお願いにつながる構造。何故か人間は、目に自分の目を合わせますよね、それを利用。
まだまだだけど、お願いの背景が黄緑なのは、注目を集めるためだったり、1.で話した、シンプルに、はこの掲示にも。
デザインには、理由があります。目的に即した。

3.組織で動く

 僕が代表だぜ!なんて適当なことばっかりしていた(努力はしてます)ので、組織で動くということに始終苦労しました。慣れたけどね。おかげさまで

 始めは、お前らなんて知らないから名義だけ頂戴な!って感じでした。まずいですね。
 組織で動くには、少なくとも同意形成は必須です。そしてそのためにはお互いの信頼関係が必要です。上記のような対応では、どんだけ自分が正しいことを言っても聞いてくれませんね(もっと言えばなめられます)

 組織で動くことにはいいことがあります。もっともらしく見えたり、強がれたり、その他色々。友達と違うのは、一定の役割が与えられている人たちですから、聞いたことに的確に応える義務がある、といいますか聞いた質問に対し、俺しらね~なんて返ってくることはまぁないです。だけどどうも今回の同僚さんとは相容れなかった感がありますね。最後は自分の案を全部友だちに見せて意見もらってた。

 やはり大切だなぁと思ったのは、ほうれんそう。コミュニケーションコストは最小限にしないといけないと実感しました。あの人、今何やってるの?なんてもったいない時間をなくすために、逐一報告。連絡。大事。相談も大事。


ここまで書いてみて

思った以上にまとまりのない文章でごめんなさい。
半年前、自分何やってたっけ?ってすごい自分でよくわかりませんでした。
だけどきっと言えるのは

相談してなかった。

これじゃないかなぁ、ほうれんそう、をしっかりしてなかった。
自分に固執しててほかを受け入れなかったし、改善しようという意欲が足りなかったんだろうな。
生徒会を通じて、公共的な意識もつきました。
だからこそ、最低限会員が快適・安全に過ごせるための啓発(今なら新型コロナ対応)を今盛んに行っています。

生徒会を通じて、プロジェクトの進め方がわかりました。
プロトタイプ→相談→改善→実行
色んな意見がもらえる環境って大事だよね。
そういう意味で学校の多様性って、めちゃくちゃ大事だよね。
組織のメンバーでなくなった以上、直接学校へ働きかけることはなく、ワンクッション置いて実行に移ることになると思いますが、

誰が困っている、誰を救いたい、誰が笑顔になる

そんな、当事者目線で提言が出来たらな。
    ↑結構大事やな
反省いっぱいだけど、いい経験だったなぁ、



※生徒会役員だからできること、ということで微力ながら生徒発信の啓発ポスターです。

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