Misato Ohkawa@演劇コミュニケーター

すべての人に演劇を!演劇と人を繋げたい演劇コミュニケーター。役者 まれに 脚本・演出。別名”演舞亭みどりこ”。舞台仕込みのチアフルなMCが得意。IT成分多め。Netflixはゴシップガールが大好き。常に発展途上のクリエイターでありたい。座右の銘は“SHOW MUST GO ON”

Misato Ohkawa@演劇コミュニケーター

すべての人に演劇を!演劇と人を繋げたい演劇コミュニケーター。役者 まれに 脚本・演出。別名”演舞亭みどりこ”。舞台仕込みのチアフルなMCが得意。IT成分多め。Netflixはゴシップガールが大好き。常に発展途上のクリエイターでありたい。座右の銘は“SHOW MUST GO ON”

最近の記事

消しカスに残した二つの関係 〜劇団 ロロ 窓辺第3話『ポートレート』〜

「せんがわワークショップフェスティバル2020」の一貫として行われた「感じたことを自分の言葉にするための演劇講座」に参加した。 参加した理由は明白で、いつも劇評を拝見して「そうそう!」と共感することが多い徳永京子さんが講師を務めると聞いたからだ。 開講に当たって徳永さんのnoteも見つけた。これまた「そうそう!」と共感することしきりだったため、迷わず申し込みしたという具合。 講義の中で、ロロ がオンライン配信で上演した窓辺第3話『ポートレート』を見て劇評を書く、という宿

    • チラシは作品とお客様の最初の出会い〜おちらしさん〜

      8月になって少しずつ劇場に足を運ぶ機会が作れるようになってきました 私は、劇場に足を運んで大量の公演中・公演予定のチラシをもらって帰るのが好きだ。 ただの情報は公式サイト、Twitter、チケットサイトなどで得ることができるけれど、チラシにはそれ以上の情報が込められている。 紙の厚さ、サイズ、形状、触りごこち、ファーストインパクトetc…それら全てがこれから上演しようとしてる作品の世界観の一つになっていると感じている。 チラシを手に取って感じる世界観から、次に観に行く

      • 劇団ノーミーツ「むこうのくに」観劇

        劇団ノーミーツのオール生配信&フルリモート公演「むこうのくに」観劇。ストーリーと世界観とテクノロジーの融合が凄すぎた。裏のオペレーションどうやってたんだろう…🤫 チャット欄ではユーザー?観客?同士がコミュニケーションを取り合い同じ世界の住人になった感覚。 世界観とテクノロジーのすごさもあるけど、ストーリーも凄く良かった。例えるなら、大長編ドラえもんを見た後の感じ。友情・冒険・勇気・成長、そして時代への問題提起。 🎥予告編の動画 そして、観劇後にはTwitterでは話せ

        • 演劇の魅力をもっと広めたくてnoteを始めた話

          私は演劇(生の舞台)が好きだ。”観る”のも”創る”のも好きだ。 演劇の魅力は”1回限りのライブであること”とよく言われる。それには同意だが、私は少し違う思いを持っている。 私の思う演劇の最大の魅力は”自分がディレクターである”点にあると思う。 テレビ、映画と”お芝居を観る”というエンターテイメントはいくつか存在する。その場合のディレクターは誰か他の人だ。物語の中でディレクターが見せたい絵がその瞬間画面に表示されている。 物語の見方を自分以外の誰かにディレクションされて

          演劇を始めてみたい人におすすめ〜北とぴあ演劇祭〜

          しばいのまちという「芝居に携わる人」のためのメディアに寄稿したブログをご紹介します。 2018年から「北とぴあ演劇祭」という市民による手作り演劇祭にクリエイター&プレイヤーとして参加しています。 北とぴあ演劇祭について 演劇文化をより身近に生活のなかへ! 図書館や学校のように、街にあたりまえに劇場があって、 観たり、演じたり、学んだり・・・ そんな「演劇のある生活」をつくりたくて市民が集まる、 手作りの演劇祭です。 劇団として演劇祭に参加することができるのはもちろんのこ

          演劇を始めてみたい人におすすめ〜北とぴあ演劇祭〜

          演劇コミュニケーターになろうと思った日

          「ギリシア時代、劇場は病院でもあった」というエピソードが好きだ。 以前、蜷川幸雄さんと大竹しのぶさんのトークショーを聞きに行った時に聞いた話だ。(NINAGAWA 千の目 蜷川幸雄×大竹しのぶ) ギリシア時代の病院では、患者さんの症状に合わせて「あなたはこの演劇を観なさい」と演劇を処方をしていたというのだ。 私は、中学のころから演劇部で観劇が好きなのはもちろんのこと、劇団に所属したり、小劇場の舞台に出たりと、演じること、演劇を創ることがとても”好き”だった。 このトー

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