≪戦争を考える≫ ゲーム作品紹介のお話【その1】
こんにちは。
昨日は日付が変わったあともばんばかばんばん爆竹の音がにぎやかでした、ぬこ尻です。
※Noche de Sant Joan のため。
今回は、バルセロナとはあまり関係がなさそうに思えますね。
そう思えますよね?
けれど、けっして無関係とは言い切れない、ゲーム作品のご紹介をいたします。
【!!警告!!】
※以下ネタバレを含みます。
!!ご紹介する作品はこちら!!
【 カガミハラ / ジャスティス 】
ニンテンドーswitchのソフト紹介で、『これは戦争だ』と書かれていて惹かれて購入。
※7月14日まで半額セール中!!
本当に、文字通りだった、、、。
ゲームジャンルは公式サイトによると、
【 どこまでも一本道ノベルゲーム 】
と、あるように、物語はビジュアルノベルを読む感覚で進みます。
全三部作品で、一話一話がなかなかボリュームがあり、長いお話ではありますが、
ぜひ、読んでいただきたいのです。
【 お勧めする理由 】
● 戦争、紛争について考えるきっかけになる。
※世界大戦は言うまでもなく学生運動も『戦争』と言えます
※現在でいえばロシアとウクライナの戦争など。
● 地政学が学べる。
※中東紛争やイスラエルとパレスチナの問題など
※ユダヤ人とイスラム教圏の人々。アメリカの介入などなど。
● 対岸の火事ではなく、いつでも火の粉が降りかかる可能性があることの示唆。
※テロはいつ起きてもおかしくない
などなど。
※ここからは、個人的な経験上のお話をします。※
わたしは、バルセロナに住んでいます。
2019年秋、バルセロナで大規模な暴動が起きました。
カタルーニャ独立運動デモから派生したのか、2018年にバルセロナでおきたテロに関する反イスラム運動のでもから派生したのかはあまり覚えていませんが、この暴動によって警察が動員され、ケガ人負傷者多数の事態となりました。
当時のニュースではこの騒動に紛れてゴミ箱に火をつける人がでてきたり、ただ現場周辺にいただけなのに暴動に巻き込まれる人もいました。
※同時のピソ同居人が負傷して帰宅していました。
現場付近にはわたしの友人知人も住んでいたので、とても心配でした。
このゲームをプレイして、夜の暗闇のなか赤々と燃え盛る炎に紛れて暴力をふるう人々と、それをちぎってはなげちぎってはなげる警察部隊との攻防を思い出さずにはいられませんでした。
学生運動のシーンでは、2018年におきたテロ事件のあと行われた反イスラム教反対運動の大規模なデモが行われたことも。
※そして日本人の友人がそのデモに参加したらしく当時掲げていた旗の一枚を自宅に飾っていました。
去年かおととしに参加した、日本大使館とバルセロナ警察共同のバルセロナ安全講習会では、
バルセロナがテロに狙われる危険度レベルは4
※5段階で結構高いレベルでした。
と教えてもらいました。
最近ではイスラエルとパレスチナの戦争への抗議ポスターやデモ案内のポスターも街中でみかけます。
【 戦争 】
その言葉は、70年,、80年前に終わった過去の出来事ではなくて、今この世界で、現在の世界でまさに今、起きている現実なんですよね。
対岸の火事、かもしれませんが、火の粉は降りかかってきます。
カガミハラ / ジャスティスという作品は、戦争について考えるきっかけを与えてくれる、非常に貴重な作品だと思いました。
みなさまもぜひ一度、作品を通して世界に目を向けていただきたい、
ぜひ一度、みんなで考えてみましょうぜ!!
〈 公式サイト 〉
ご閲覧ありがとうございました!!!